どうも、たかまる(@takamaru_bkrk)です。
- 休職中なんだけど退職したい。どうやって退職すればいいの?流れは?
こんな悩みをお持ちではありませんか?
この記事を読めば休職中の退職の流れがわかります。
<僕の経歴>
- 新卒で就職→4年目にうつ休職→3ヶ月後に退職→転職
僕はもともと電気系のエンジニアとして働いていたのですが、異動をきっかけにうつ状態になってしまいました。やる気は出ないし、おなかは一日中痛いし、吐き気はするしもう最悪。
会社にはずっと不満があったので、休職中に転職活動をし転職することにしました。
- 残業しないと評価されない
- 効率化しようとすると「そんな時間はない」と言われる
- マニュアルの整備が遅れていてなにをするにも時間がかかってしまう
そんな職場だったのです。
退職するには結構勇気が必要ですよね。大きく人生の舵を切る感じがするからです。
同じような境遇の方のために、この記事では僕の体験した休職中の退職の流れを説明していきます。
<記事の内容>
- 休職中に退職する方法
- 退職理由はどうする?
- 退職金はもらえる?
それではいってみましょう!
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休職中に退職する方法
休職に退職する流れは以下のとおりです。
- メール or 電話で連絡する
- 面談する
- 退職届を提出する
- 職場に荷物を取りに行く
- 身近な人にあいさつする
順番に説明していきますね。
1.メール or 電話で連絡する
まず、メールか電話で退職の旨を連絡します。
連絡先は、上司など、休職中にやり取りをしている方でOKです。
僕の場合は月に1度は経過をメール連絡することになっていたので、そのメールで休職の意思を伝えました。
文面はこんな感じです。
休職をし、大変ご心配ご迷惑をおかけしております。
突然のご連絡で恐縮なのですが、この度、治療に専念するために退職することに致しました。
つきましては退職の手続きについて教えていただけますでしょうか。
・・・
2.面談する
メールの返事で、必要書類等を休職の流れを教えてもらったと同時に、面談を設定されました。だるいです。
面談はだるいですが円満退職のためには必須です。
面談は僕の自宅近くのカフェで行いました。上司に加え、人事部の人間も同席でした。
「最近どう?」みたいな話から本題へ。
退職の意志を自分の言葉で伝えました。
このとき転職先が決まっている場合でも秘密にしておいたほうがいいです。確実に揉めるからです。
「治療に専念するため」とでも言っておけばOKです。
僕はうっかり転職活動してたことを言ってしまったので人事部の人になんか怒られました。
- 転職活動できるくらいに回復しているならそのように連絡してくれ
- ルール違反じゃないか?
つらい。
というわけで転職のことは伏せておきましょう。
3.退職届を提出する
退職の旨を連絡すると、必要な書類を教えてもらえるので提出します。
基本的には退職届だけでOKかと思いますが、会社によって違うかのしれないので要確認です。
僕の場合は会社に退職届のフォーマットがあって、そこに記入すればOKでした。フォーマットがない場合でもちょっとググればでてくるはず。
退職理由は「一身上の都合」でOKです。詳しくは後述します。
また、退職届は郵送でもOKです。僕の場合は面談の際に提出しました。
4.職場に荷物を取りに行く
退職日が決まったら適当なタイミングで職場に荷物を取りに行きました。
というか仕事の引き継ぎをするために1週間の出社を命じられたので、そのときに荷物を徐々に持って帰りました。
引き継ぎの具体的内容としては1週間半日だけ出社、マニュアル作成、技術的なミーティングなどです。
引き継ぎは元いたデスクとは違った部屋で行いました。周りへ配慮してもらったのです。本筋とはずれてしまいますが、いま思うとそういった配慮だけは一流でしたね、あの会社。
荷物は意外とたくさんあったりするので、大きめの紙袋とか持っていくといいでしょう。
最終出社日に全部持ち帰れなかったりすると絶望します。実際僕がそうだったのですが、私物の技術書とか一部は寄付する形になってしまいました。
この記事を読んでいる方はそういったことがないように気をつけてくださいね。
5.身近な人にあいさつする
さいごに、職場でお世話になった人には一言でいいのであいさつしておくといいでしょう。
顔合わせたくない人もたくさんいてちょっと面倒ですが、円満退職のためです。
- メールであいさつ → なるべく沢山の人に
- 直接会いに行ってあいさつ → 身近だった人、同じ部署の人、偉い人
こんな感じでいいと思います。
メールは、過去に退職した人のメールとか、ググった例文のコピペ+自分の言葉とかでサクッと作っちゃいましょう。結構しんどいですからね。
あいさつのとき、高齢の古いタイプのおじさんには要注意です。
というのも古いタイプのおじさんは、転職にいいイメージを持っていません。心無い言葉をかけられる可能性があります。
実際僕もそうだったのですが「ちょっと気に入らなかったくらいで辞めてたら仕事にならんで!」などと言われました。
彼らの言葉は時代遅れなので基本無視でOKですが結構もやもやしちゃいますね。
そういうところやぞ!!
退職理由はどうする?
退職届に記入する退職理由は「一身上の都合」でOKです。
退職するのに具体的な理由は必要ないからです。職業選択の自由です。
というか、僕の場合は、退職届の記入例に「一身上の都合と書く」と明記されてました。
このあたりはググってもらえればよく分かると思うのですが自己都合退社の場合は「一身上の都合」と書くのが一般的なようです。あれこれ悩む必要がないので安心ですね。
過去のことでどうにか取り繕うために無駄な時間を使わないようにしましょう。大事なのはあなたの未来です。
▼参考記事
【社労士監修】退職願・退職届の正しい書き方(テンプレート・手書き版・封筒の書き方見本あり) |転職ならdoda(デューダ)
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退職金はもらえる?
休職中に退職した場合でも退職金はもらえます。
通常の会社であれば、普通の退職と同じように扱われるからです。
僕も満額ゲット!
とはいえ勤続年数3年とかだったので大した額ではなかったんですけどね。
しかし退職金は転職後の新生活を準備するための貴重な資金になりました。
というわけで転職先が決まってなくても退職金とか失業保険とかでいくらか生きていけます。ご安心を。
まとめ
- 退職するにはまず会社に連絡
- 退職理由は「一身上の都合」でOK
- 退職金はもらえます
以上、休職中の退職についてまとめました。
退職のイメージがつかめたでしょうか?ひとつでも役に立つことがあればうれしいです。
会社ともめているとかの理由でどうしても会社とのコミニュケーションが困難な場合には、退職代行サービスもあります。こちらもチェックしておくといいでしょう。
(2019/06/26追記)
休職に関する情報を網羅的にまとめました。こちらも合わせてどうぞ。
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