どうも、たか丸です。
お友達バンドマンの今道くん(@imamichibdk)からの依頼で、ちょっとした機能を盛り込んだジャンクションボックスを作りました。
制作したジャンクションボックスはAとB、2つのループを持っています。2つのループは直列につながっていて、側面のトグルスイッチで前段ループAのオンオフができる、という仕様です。
スポンサードサーチ
はじめてのジャンクションボックス自作
ジャンクションボックスの意味
ジャンクションボックスとは、エフェクターボードの入出力を1箇所にまとめることで配線を楽にする箱のことです。
ジャンクションボックスそのものに音を変化させる効果はありません。
あくまで「ボードの配線を楽にする」ことが目的のものになります。
製作は初心者向けです
製作自体はモノラルジャックを繋ぐだけなので特筆することはなし。これまで数十個のエフェクターを作ってきましたが、実はジャンクションボックスを作るのははじめてです。
配線まとめる系の箱といえば、作り始めた頃に参考にしていた本、ド素人のためのオリジナル・エフェクター制作の最初の方に載ってました。でも音変わらないなら面白くないし意味無いじゃん、と華麗にスルーしてました。
実際作ってみると基板のはんだ付けがいらないから、どこかでミスって使えない・・・っていう自体は回避して使えるものができる、という意味で最初に作ってもよかったかも。
ケース加工とか配線みたいな回路以外の工作の練習にはいいかもです。
スイッチ配線に気をつけてノイズ回避
スイッチには6P ON-ONのものを使いました。端子が6つあるやつですね。
以前失敗した経験を活かして、ループAオフ時にはループA入力(send)がGNDに落ちるようにしてあります。GNDに落とすことでノイズを抑えることができます。
スポンサードサーチ
線材にはBELDEN8503
線材にはギター内部配線材の定番品 BELDEN8503を使ってみました。
正直なところ何でもよかったんだけど手持ちが余ってたので。
BELDEN8503は撚り線です。いつも使っていた撚り線よりも固いですね。
ふわっとした取り回しは諦めて、Landgraffみたいに折りぐせを付けてビシっと決めてみました。
はんだにはいつもどおりアルミットのKR-19を使用してます。
関連記事:エフェクター製作に使用しているはんだについて アルミットKR-19レビュー
まとめ
かなり久しぶりにエフェクター(じゃないけど)作りました。ギターも最近触れてないですね。パッと合わせる相手もいないですし。
大学の軽音サークルの環境むっちゃ恵まれてたなー、としみじみしてます。
▼今道くんのバンド the バーダックのPV
ジャンクションボックスを作りたかったら、初心者にもわかりやすく書いてあるこの本がオススメです。僕もこの本で自作エフェクターに入門しました。
ド素人のためのオリジナル・エフェクター製作【増補改訂版】 (シンコー・ミュージックMOOK)
シンコーミュージック・エンタテイメント
売り上げランキング: 142,313