どうも、たか丸です。
投資の勉強を始めました。1冊読んだのでまとめておきます。
僕の投資の経験は、定期預金と投資信託くらい。ポートフォリオを組むと安定するとかいう表面的なことは知ってるんだけど、具体的な方法は分かりません。
勤務先で加入している確定拠出年金はどうやって運用したらいいんだろうと思いながら、ほったらかしになってました。1冊読んでこのへんが頭のなかで解決です。
3ヶ月分の生活費を銀行に
本の冒頭に「超簡単 お金の運用法」と題して、具体的な運用方法を紹介しています。特徴は「無難さ」らしい。単純明快な方法なんだけど、専門家が考えたほぼベストな運用と期待利回りが1%まで劣らない形を目指して考えたとか。
その「超簡単 お金の運用法」というのは、3ヶ月分の生活費を銀行に、残ったお金をふたつに分け「リスク運用マネー」「無リスク運用マネー」にするというもの。さらにリスク運用マネーは投資信託とETFに、無リスク運用マネーは債権とMRFに充てる。(著者がテレビで言ってた内容だし書いてもいいよね)
それから、必要な大きなお金が生じたら躊躇なく解約する、という項目も。実際の生活のことを考えていていい印象です。具体的な商品名を紹介しているから、選ぶ基準(手数料3%、信託報酬2%は高すぎるなど)がつかめました。
確定拠出年金は非課税のメリットを最大限に活かす
確定拠出年金(かくていきょしゅつねんきん。DC:Defined Contribution Plan[1])とは私的年金の一つで、現役時代に掛金を確定して納め(拠出という)、その資金を運用し損益が反映されたものを老後の受給額として支払われる年金。その性格上、将来の受給額は未定である。
(確定拠出年金 – Wikipedia)
確定拠出年金の掛け金は給料から天引きという形で収めて、天引き分は非課税となるので確実に得をします。例えば月々2万円ずつ拠出した場合、年間で2.4万円の得をします(税率10%で計算)。得した分で近くの温泉行けてしまう・・・。(No.2260 所得税の税率|所得税|国税庁 )
運用で出た利益も非課税になるので、積極的にリスクを取っていくほうが得をします。こう言うとただの投機になりそうだけど、確定拠出年金はポートフォリオの一部に過ぎません。リスク運用マネーを確定拠出年金の中で運用すれば非課税のメリットを活かすことができます。
「稼ぎ」が一番大事
500万円の運用利回りを1%上げても、年間5万円にしかならない。(中略)人生の問題をお金の運用で解決しようとは考えないことだ。(中略)一生を経済的に豊かにすごすために最も重要な要素は、ほとんどの場合どこで何をして働いていて、いくら稼いでいるかだ。
早期リタイヤしたいなー(鼻ホジ)
なんて思ってたけど、なかなかそんなにうまくはいかないみたいですね。
お金の運用だけで生活するには莫大な元手が必要になるし、元手があっても安定した利益を上げるには不安がある。いくら文句を言ったところで会社が潰れないかぎりはサラリーマンが一番安定しています。
無理なく持続的にサラリーマンとして働く術を考えたほうがいろいろと幸せなのかもしれないです。
まとめ
「超簡単 お金の運用法」に従ったポートフォリオでまずは試してみて、様子を見ながら情報を集めながら運用しよう。
投資ってどうやってやるの?っていう問にコンパクトに答えてくれるいい本でした。同じように悩んでいる人にはぜひとも読んでもらいたい一冊です。
朝日新聞出版 (2013-09-13)
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