秋月キットDAコンバーターを市販のケースに入れる

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どうも、たか丸です。

久々に工作ネタです。

長らく放置していた秋月電子のDACキットをケースに収めました。ケースに入れるだけで他の自作erと差別化できた…気がする…!

使用したケースや部品、そのほかTipsをまとめます。

使用部品

ケース

ケースはタカチ YM-100を使用しました。100mm×70mm×30mmのコンパクトなものです。

さて、このケースですが、加工の難易度が非常に高いです。バリが出まくりです。エフェクターに使うアルミケースとくらべて厚みがないためです。加工のコツは後述します。

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LEDとステレオジャック

ケース以外の追加部品は2つ。電源インジケータのLEDと3.5mmステレオジャックです。

  • LED:汎用高輝度
  • 3.5mmステレオジャック:マル信無線電機 MJ355W

追加のステレオジャックはヘッドホンを直接接続するためです。キットについてる出力端子はRCAのみでそのままでは不便です。

秋月だと同じ型番のジャックは取り扱いがないようですが、3.5mmとかで検索すれば同等品が出てきます。

加工

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穴位置の決定

基板の固定には8mmのスペーサーを使うと高さがぴったりです。

現物で位置を確認しながら穴位置をマーキングします。決めた穴位置は油性ペンでマーキングしておきます。

必要な穴は以下のとおり。

  • 電源LED用
  • 電源、信号入力 mini-USB用
  • 出力RCA(赤/白)用
  • 出力3.5mmステレオジャック用

エフェクターとは違って基板とジャックが一体なので色々と注意が必要。

 

加工のコツ

さて、先述の通り今回選んだケースは肉厚が薄いためバリが出まくりです。一度バリが出ると処理が大変。

バリを最小限に抑えるコツは、ドリルの径を1mmから小刻みに広げていくことです。

ケースの穴あけ加工にはこちらのドリルを使用しています。

http://bokuraku.com/40143871/

miniUSBを出すのための穴は四角いし加工は難しいしでビミョーな仕上がり。

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自分用だからまあ使えればOK。

 

まとめ

キットが1700円、ケースなどなどを合わせても3000円ほどで音は確実に変化するので作る価値は十分アリかと思います。

秋月DACはコチラ

2017/02/26追記

スピーカーではなくイヤホンにお金かけたら更に音質が向上しました。ご参考まで。

http://bokuraku.com/mdr-ex800st/

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