どうも、たか丸(@takamaru_bkrk)です。
元「日本一のニート」phaさんの新刊「人生にゆとりを生み出す 知の整理術」を読みました。
この本はphaさんの身につけたことをおすそ分けして、phaさんのように生きられる人をもっと増やしたいという思いから書かれた本です。
コンセプトはこんな感じだ。
そんなわけで僕の心にピタッときた文章をまとめておきます。気になったら買って読んで下さい。
周りに勉強をしている人が多くて、普段からそういう人たちを目にしていると、自分も知らず知らず、「勉強しなきゃ」という気になるものだ。「自分は全然できないほうだ」と思っていても、それは周りの人に比べてできないだけで、世間一般の基準から見ると全然できていたりする。
人生は世界最大規模でやろうと思えばなんでもできる自由度MAXのオープンワールドゲームだから、プレイできる限り、思う存分楽しまないと損だ。
なかなか余裕を持ちにくいときには、僕は自分が宇宙人か未来人だと想像するようにしている。自分は本当は今の地球よりももっと文明が進んだ宇宙とか未来の人なんだけど、ヒマ潰しにバーチャルリアリティの世界で21世紀の地球人を仮想体験しているだけ、みたいに考えるのだ。
もちろん、「なんでもアナログのほうがデジタルよりいい」というわけじゃない。(中略)ただ、何かを強く覚えたいときはアナログな要素を使ったほうがいい。「どうでもいいことはデジタルで、ここぞというときはアナログで」というように、要所要所でデジタルとアナログを使い分けていこう。
僕が何かを初めて勉強するときによくやるのは「そのジャンルについての漫画を読む」ということだ。
僕は全く知らないジャンルについて勉強するときは、本を最低3冊読むようにしている。そうすると、知識がちょうどいい感じに曖昧になるからだ。
今、僕は月に大体10~15冊の本(マンガは除く)を読んでいるのだけど、普段から本を読むようにしていないと文章を書くことができないと思っている。大量の文章を自分の中にインプットすると、それが自分の中で自分なりに整理されて、アウトプットの文章が出てくるという感覚だ。
僕は読みたい本はできるだけ図書館で借りるようにして、本当に気に入ったものや必要なものだけを買うことにしている。(中略)その理由は、「金銭的に節約したい」というのももちろんあるけれど、それと同じくらい、「お金を払うという体験のレアさを失いたくない」というのも大きな理由だ。人間の心理として、身銭を切ったものは身につきやすい。
書くことの効果として、書く前はよくわからなかったことが、「書いているうちにわかっていく」ということがある。書く前には考えてもいなかったことが、キーボードを叩いて指を動かしていると、無意識にフッと出てくる瞬間があるのだ。この瞬間がすごく気持ちいい。物を書けば書くほどいろいろな発見がある。僕はもっといろんなことをわかりたいから、文章をずっと書いている。
「いろいろなことを深く考えたい」「考えたことや調べたことをできるだけ覚えていたい」と、僕はそういった理由でブログに文章を残し続けている。(中略)もちろんブログに書くときは人に読んでもらうことも意識するのだけど、それはあくまで二次的な目的にすぎない。自分の脳の拡張の思考ツールとして書くという方が重要だ。
「自分には発表するだけの知識がないから」と遠慮することはない。無知な状態でもどんどん書いたほうがいい。(中略)昔からネットでよく使われているテクニックとして「素直に聞くより煽ったほうが必要な知識が手に入る」というものがある。
ちなみに僕はノートを最後まで使い切ったことはほとんどない。同じノートをずっと使い続けることにうんざりしてしまうからだ。
精神や肉体が健康な状態なら、本当にやるべきことは自然にやりたいと思って身体が動き始めるはずだ。どうしてもやる気がしないのは、自分は本当は「それをやらなくていい」と思っているからではないだろうか。
ポモドーロ・テクニックという仕事術がある。25分作業をして5分休むのを1ポモドーロとしてそれを4回繰り返したら15分休むというサイクルだ。
特に、「未来人とか宇宙人だと思う」メタ視点の話が面白かった。もっと頭を上手く使って、自分をいい意味でだましてなんとか頑張っていこう。
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