【弾きやすい】ミディアムスケールでナット幅が狭いエレキギターまとめ

【弾きやすい】ミディアムスケールでナット幅が狭いエレキギターまとめ

どうも!たかまる(@takamaru_bkrk)です!
ギターがなかなか上達しない人「手が小さくて今持ってるギターは弾きにくい。手が小さくても弾きやすいギターを教えて下さい。」

こんな風に悩んでいませんか?かく言う僕も手が大きくない人でして、普通のFenderはスケールが長すぎて指が届かないし、普通のGibsonだとネックが太くて弾きにくい、、、

この記事では、「(自分にとって)弾きやすいギターの条件」と「弾きやすいギターの具体例を紹介します。ギター選びに困っている人の参考になれば幸いです。

少し自己紹介すると、僕は出戻りギタリスト。過去には大学生時代に歌モノのコピーバンドをしていた人です。いまは当時憧れていた速弾きの練習をしつつ、YouTubeに弾いてみた動画をアップしています。

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【結論】ミディアムスケールでナローネック

僕の場合、ミディアムスケール(Gibsonスケール、628mm、24.5inch or 24.75inch)でナローネック(ナット幅40mmくらい)のギターが好みです。スケール長が短いほうがストレッチが簡単だし、指板が狭いほうが速く動かすのに有利なので。

※弦同士の間隔が狭くなるので、指が太い人はこの限りではない。

僕が所有しているギターでは、冒頭の演奏動画で使用していた1976年製のGibson SG Specialがこれにあたります。コード押さえるのもクラシックフォームで弾くのもマジで楽チン。

参考

  • 一般的なGibson:ミディアムスケールでナット幅42.8mm〜
  • 一般的なFender:ロングスケールでナット幅42mm

昭和のギタリスト成毛滋も同じく「日本人にはミディアムスケールでナローネック」にこだわりがあり、成毛滋モデルとしてミディアムスケールでナローネックなギターをリリースしていました。

しかしあまりウケなかったようで、現在では情報がなかなかまとまっていません。なので色々と調べてわかった範囲で、この記事にまとめておこうというわけです。

補足:弾き心地に関わる他のパラメータ

スケール長やナット幅以外にも、ギターの弾き心地に影響するものはたくさんあります。

  • 弦間ピッチ
  • ネックシェイプ(肩の張り出し方)
  • 弦ゲージ
  • テンション感(テンションではない)
  • バインディングの丸み
  • 最終フレットの幅

実際、いま気に入っているFernandes SSH-40は『ロングスケール、ナット幅42mm』だけど弾きやすいです。ネックが薄く、シェイプもストレスなし。

スペックだけではわからないことも多いので、結局は弾いてみて判断するしかないかと思います。

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追記2023/02/14:手の大きさで悩む人はネックシェイプにこだわろう

いろいろと探し尽くしてわかったのですが、「ミディアムスケールでナローネックのギター」は数が少なく探すのが大変です。その中で状態が良いもの、好みの色のものなど絞っていくと本当に見つかりません。

結論ですが、手の小さい人はネックシェイプにこだわると幸せになれそうです。例えば僕はいまCharvelのPRO-MOD DK24を愛用しています。ロングスケールでナット幅は42mm程ですが、ネックは薄くて平べったくないタイプで、非常に弾きやすいです。

(IbanezのRG jカスタムも手にしましたが、、、平らなネックシェイプになれることができず、すぐに手放してしまいました。ネックサイドが角ばった感触で、握ると痛かったです。)

似たようなネックのギターにYAMAHAパシフィカがあります。こちらは10万円以下で入手できて評価も高いので、よい選択肢になるのではないでしょうか。

ミディアムスケールでナローネックのギターまとめ

わかった範囲でまとめておきます(型番が同じでもスペックが異なる場合があるので、購入の際は個体ごとにしっかり確認してください)。

1970年前後のGibson SG

Gibson SG Special 1976

この時代のSGはナローネック仕様です(Gibsonなのでもちろんミディアムスケール)。

Gibson SG Special narrow neck

実測値

  • ナット幅:40mm
  • ネック厚:1F 20mm, 12F 24mm
  • ネックエンド幅:55mm(22F)

Gibson SG Naked (2016Limited)

Gibson SG Naked

2016年限定生産のSG Nakedもナローネック仕様です。

公式サイトより

  • ナット幅:1.55インチ(39.4mm)
  • ネック厚:1F 0.775インチ(19.7mm), 12F 0.875インチ(22.2mm)
  • ネックエンド幅:55mm(24F)

SG Naked | Gibson Legacy Archive

Greco SS-600 P2

1990年前後のプリンセスプリンセスモデルもナローネックです。デジマートでたまに見ます。試奏してみたけど、ハイフレットが厚めでした。

※1990年代前半にSS-65P2へと型番変更

Schecter MZ-1

シェクターの女性向けモデルMZ-1もミディアムスケール・ナローネック仕様です。非対称ネックシェイプとかでいい感じですね。本数は多くないようです。トレモロ欲しい人には良い選択肢かも。

参考:レトロな雰囲気がかわいい!プレミアムギターズオーダーモデル「SCHECTER MZ-1」が入荷! |Ikebe MUSIC

Fender Japan AERODYNE エアロダイン

フェンダーの現行ミディアムスケールモデル(2021年時点)。ボディのバインディングが賛否両論ありそう。

ピックアップが3SとSSHのモデルがありますが、近年の3Sモデルはロングスケールだったり、モデルによってスケールも違うようなので要確認でお願いします。ナット幅はおそらく共通の1.575inch(40mm)。

一部のモッキンバード

これは不確実な情報ですが、フェルナンデス製などの一部のモッキンバードモデルはナローネックのものがあるようです。明記されていない場合は販売側に問い合わせてみるといいかも。

例えば「FERNANDES/Burny MG-85X」はナット幅40mmみたいです。

昔のフェンダージャパンのSTMシリーズ

Fender Japanの頃の「ST57M-US」「ST62M-US」「STM-60R」などもミディアムスケール、ナローネックの仕様です。ヤフオク、デジマート、メルカリなどでたまによく見るので入手しやすいはず。

Fernandes FST-55

Fernandes FST-55 Catalog

フェルナンデスの1989年カタログp.29に掲載されているストラトタイプFST-55もミディアムスケールでナローネックです。ロック式トレモロなのが特徴。

同じく1990年前後のFR-55はショートスケールのようです。

CATALOG | FERNANDES OFFICIAL WEB SITE

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まとめ

この記事では、僕が弾きやすいと感じる「ミディアムスケールでナローネック」のギターの具体例をまとめました。弾きやすいギターに投資してスムーズに上達できればなぁと思います。

以上、僕の調査結果のメモ書きでした。

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