FernandesのストラトタイプSSH-40の紹介【1987年製?】

どうも、たかまるです。

この記事では、僕が使用しているエレキギター『Fernandes SSH-40』を紹介します。

特徴など

  • SSHのストラトタイプ
  • ネックが薄く非常に弾きやすい
  • 改造点多数

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Fernandes SSH-40の写真

Fernandes SSH-40はSSHのストラトタイプです。

Fernandes SSH-40は1990年前後の4万円のギター

Fernandes SSH-40の仕様は、1987年カタログp.47によるとこんな感じ。

参考:CATALOG | FERNANDES OFFICIAL WEB SITE

Fernandes SSH-40のカタログスペック

  • ピックアップ:DS-1 x2、SH-1
  • ネック:メイプル、22F, 200R, 25.5インチスケール、ローズウッド指板
  • ボディ:アルダー
  • 定価:40,000円

ハムバッカーSH-1の説明文

SH-1(Super Humbucker)4,500円

オールドPAFのトーンをくずさずにハイパワーに仕上げたのが、このスーパーハムバッカーだ。六角レンチタイプポールピース、高ガウスのフェライトマグネットと十分にワインディングされた強力な磁界をもつこのピックアップからは高出力なディストーション、サスティーンが引き出される。

(カタログp.68より)

価格からして、当時の入門者向けのギターと言えます。同スペックで2ハムモデルのST-40もラインナップ。

ネックは薄く狭め

  • ナット:幅42mm、厚さ17.5mm
  • 12F:幅52.2mm、厚さ21.7mm
  • 22F:幅56.2mm
  • Cシェイプ

トレモロは2点支持

動きがスムーズと言われている2点支持のトレモロです。

Max Ostroを意識して購入

Fernandes SSH-40を手に入れたのは2021年3月。メルカリで13,700円(送料込み)でした。

購入したのは若手超絶ギタリストMaxOstroの影響です。

彼が使用しているオールブラックのFernandesがカッコいいんですよね。

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Fernandes SSH-40は弾きやすくサウンドも好み

SSH-40は弾きやすい

  • ネックが薄い
  • 抱えやすい
  • 丸みが身体にフィット
  • 少しコンパクト?

ロングスケールだけどかなり弾きやすいです。

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SSH-40はアタック強めなサウンド

  • バリンとしている
  • こもりにくく、気持ちよく弾ける
  • ポール・ギルバート的な音

改造で見た目も大好きに

Before

After

入手時はくたびれたギターでしたが、パーツを入れ替えてクリーニング。シンプルで好きな見た目になりました。

Fernandes SSH-40に不満はないが、、、

Fernandes SSH-40自体に不満はありませんが、気になる点も少しあります。

トレモロアームのガタツキ

  • ストラト特有の問題
  • バネを入れると下に垂れてくれない

トレモロアームのネジの遊びが大きく、アーミングがなめらかにできません。内部にバネを仕込むと固くなりすぎるしどうしたものか。

ストラトの問題なので誰か解決してる人がいそう。

ネックの反り

  • ロッドが限界
  • 修理するにはフレット交換+補正が必要 →お金がかかりすぎる?

80年代製の古いギターだけあって、ネックの反りが気になります。現状はギリギリ使えてるけど1年後はどうだろう、、、という感じ。

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Fernandes SSH-40の改造点① 内部回路

パーツ交換でグレードアップ

ギター本体が安く手に入ったので、大胆に、定番パーツに変更してます。

  • リアPU:ディマジオ スーパーディストーション
  • PU配線材:ベルデンのスピーカーケーブル
  • Pot:CTS 500kA
  • コンデンサ:オレンジドロップ0.022uF
  • ジャック:Switch Craft

全体的に音の解像度が上がりました。電子部品の交換で音が変わるのは “懐疑的” な方だったんだけど、効果は絶大でした。特にコンデンサ。他のギターでもコンデンサ交換するレベルでした。

疑似ハムバッカー

フロントとセンターを直列につないで、疑似ハムバッカーとして使えます(ハムキャンセルは無し)。

トーンポットのプッシュプルで「2Hモード」と「3Sモード」を切り替えられるようにしているので便利。

Fernandes SSH-40の改造点② ハードウェア

修理

ギターとして厳しい部分は修理。

  • サドル:Gotohビンテージタイプ(イモネジ固着のため)
  • トレモロのネジ位置修正:トレモロの干渉を解決
  • ナット:牛骨(摩耗のためリペアショップで交換)

まさかトレモロブロックがボディに干渉して、アーミングがガタついているとは、、、。デジマートの商品でも「ザグリを修正」と記載のものを見たので、よくある問題なのかなと。

パーツ交換でグレードアップ

ハードウェアも試しにちょこちょこ交換。

  • ペグ:ノーブランドロックペグ
  • イモネジ:ステンレス製→音がシャキッとした
  • トレモロスプリング:ロウビンテージ→音がブリンとした

いろいろ実験できました。イモネジもスプリングも効果が大きくて驚いた。

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Fernandes SSH-40の改造点③ 見た目

色々ググっていたら黒+白にしたくなったので変更。

  • ピックアップカバー:白に変更
  • ノブ:白に変更
  • ピックガードのビス:黒に変更(ビス穴埋め直しも)
  • ストラップピン:黒に変更

あとは実家感を出したかったのでシールを張りました。

【総評】Fernandes SSH-40は改造ベースに最適

総評すると、いじり甲斐のあるギターでした。オリジナルだと物足りないけれど、ちょっとした改造でも大きな効果が感じられました。

「安いし貴重なものでもないから気にせず改造できる」

これがFernandes SSH-40の評価ポイントかと。ネックも薄く弾きやすいし、うまく改造すればかなり使えるギターになりますね。

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