どうも、たか丸(@takamaru_bkrk)です。
今回は革靴のお手入れについてです。
革靴、といってもハルタのローファーなどで採用されているガラスレザーのお手入れについてまとめていきます。
この記事を読めば「ガラスレザーってなんだ…?」ってレベルの初心者から脱出できることでしょう。
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ガラスレザー(ガラス革、ガラス張り革)とは?
まずは「ガラスレザーってなに?」って話からいきましょう。
リーガルの用語集によると以下のとおりです。
ガラス張り革[corrected grain leather]
なめし・染色・加脂工程を終えた革を乾燥する際、ガラス板またはホーロー鉄板の上に張って乾かすことを「ガラス張り乾燥」、そしてこの乾燥後、革の表面をサンドペーパーでこすって(バフがけ)、その上に顔料と合成樹脂を塗って仕上げた革を「ガラス張り革」と呼びます。革としての味がやや落ちますが、光沢があって丈夫なことから靴・カバン・袋物など、幅広く用いられています。
つまりは樹脂コーティングされた革です。
ガラスは乾燥するときに使うだけ。靴の上にガラスが塗ってあるわけじゃないのです。
ガラスレザーのメリットデメリット
そんなガラスレザーのメリット、デメリットはどんなところなんでしょうか?
僕なりの見解をまとめます。
メリット
- 手入れが簡単(布で磨くだけでピカピカ)
- 雨でも履ける(樹脂コーティングのおかげで水が染み込みにくい)
- 比較的安価(コーティングするから素の革の質は抑えられる、U2万円に多い印象)
取扱が簡単というのがメリットですね。
雑にガシガシ履けます。
天候に関係なく履けるので、メインで使えば雨用靴を用意する必要なし!
僕が目指すミニマリスト的思考にぴったりな素材と言えます。
デメリット
- 経年劣化を楽しめない(だんだんコーティングがすり減っていくだけ)
- シワの入り方が美しくない
取扱が簡単な半面、革製品としての美しさには欠けます。
磨けばピカピカなのはいいのですが、不自然なビカビカした輝きなんですよね。
まぁ「革大好き!」「手入れ大好き!」という人には物足りないと感じるでしょう。
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ガラスレザー靴の手入れの方法
続いて、ガラスレザー靴のお手入れの方法を紹介しますね。
履いたときの手入れ
- ブラッシングと磨き
- 水は丁寧に拭き取る
- シューキーパーを入れる
1.ブラッシングと磨き
日常の手入れに靴クリームは不要です。
丁寧にブラッシングしてホコリやヨゴレを落とした後磨き込めば、新品同様の輝きが戻ってきます。
ブラシとクロスはこの辺がスタンダードで使いやすいでしょう。
2.水は丁寧に拭き取る
いくら樹脂コーティングされてるとはいえ、水分は大敵です。
濡れたら拭いておきましょう。
普通のタオルとかで拭いちゃえばOK。
3.シューキーパーを入れる
変なシワがつくのをなるべく防ぐためにシューキーパーを入れましょう。
シューキーパーってなに?って人は「革靴メンテナンス入門 ド素人のためのシューツリーの使い方と選び方」を御覧ください。
月に1度の手入れ
月に一度はしっかりお手入れすると長持ちします。ブラッシングではうまく落ちない汚れも、クリーナーを使ってしっかり取り除いてやります。
- ブラッシング
- クリーナーで汚れ落とし
- ガラスレザー用靴クリームで磨く
1.ブラッシング
前述のブラッシングと同様に、ホコリやヨゴレを落とします。
2.クリーナーで汚れ落とし
革用のクリーナーでヨゴレを落とします。
余計なクリームも落とせていい感じ。
クロスは布切れでもいいけど専用のものを持っておくと安心です。
3.ガラスレザー用靴クリームで磨く
ガラスレザー用の靴クリームを用意しましょう。
普通の革用だと樹脂コーティングで弾いてほとんど浸透しないんですよね。
ちょっとした傷ならクリームで磨くだけでOK!
特殊なカラーワックス配合によりコードヴァンの色を鮮やかに蘇らせて補色します。
保革(栄養)効果や美しい光沢感を出すことでコードヴァンが本来放つツヤをしっかりと出します。着色力が強く革に色がうまく乗るので、ガラスレザー等の通常の乳化性クリームが浸透しにくい革の補色にもお使い頂けます。
使い方は普通の靴クリームと同じです。
まとめ
この記事ではガラスレザーの靴についてご紹介しました。
ガラスレザーは大事に履くよりも、天候を問わずガンガン履けるのが魅力です。
定番のハルタのローファーなど、一足手に入れてみてはいかがでしょうか?
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