ハイもローもしっかり出てくれて感動…ぺるけ式 真空管アンプキットの改造

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どうも、たか丸です。

以前から取り組んできた真空管アンプキットTU-870Rの改造が一旦完了です。その効果は絶大でした。

無改造に比べて低域、高域共にグイグイ出るように。打楽器とか、ギターのカッティングとか、さらに情報量が増えて、そこで鳴っている感じが向上です。難しいことしてないのにこんなに音に変化が出るなんて。出力段の5極管を3極管接続に改造したときに続いて驚きっぱなしです。

どうも、たか丸です。 真空管アンプのキットTU-870Rの3極管接続化が完了しました。 ハイハットが気持ちいい 音を聴いた感想は、情報量が増えた!です。主に打楽器で違いが顕著で、ハイハッ...

今回いじったのは3点です。

  1. 帰還経路の最短化
  2. 電源部のリップルフィルタ変更: RCフィルタ→トランジスタ1石簡易フィルタ
  3. 出力段:カソード抵抗→簡易定電流源

基本的に改造の内容は参考サイトと同じですが、参考サイトと同じトランジスタが入手できなかったために定数変更のあったリップルフィルタについて詳しく書こうと思います。

参考サイト
The Single Amp. Project 出力段の信号ループ最短化実験
The Single Amp. Project 出力段定電流化実験

測って調整 1石リップルフィルタ

リップルフィルタは整流後に残ったノイズを低減させるフィルタのことです。電源部にフィルタを入れると信号のDC成分がキレイになるので、最終的な出力もキレイになります。

なぜRCフィルタから1石フィルタに変更したかといえば、1石フィルタはRCフィルタに比べて、電圧ドロップ対フィルター効果がよく、バイアス設計値の変更をなるべく少なくしつつフィルタ性能アップが図れるからです。

中央左のユニバーサル基板で組んだのが1石リップルフィルタです。最終的にこんな中身になってます。

DSCN0623
今回採用したトランジスタ2SC2612。参考サイトで使っているのは2SC3158です。定格はほぼ同じなんだけど、2SC2612はhfe=15~と小さめです。

参考サイトの定数をそのまま使ったフィルタの実測値がこんな感じ。

DSCN0630

トランジスタでの電圧降下が25.6Vと大きく、Ib = 3.4mA、Ic = 76mA、ここからhfe = 22程度とわかります。確かに小さい。 消費電力は約2Wで、トランジスタに取り付けていた小さな放熱板はアッチッチでした。

このままだとちょっと危ないので、フィルタの特性は悪くなるけれど、ベースの抵抗値を下げました。参考サイトさんはVce=12Vくらいで設計されていたので、合わせられるように計算。7.5kに手持ちの5.1kをパラって、約3kとしています。

DSCN0631

トランジスタでの電圧降下は12.7Vと半減。消費電力は約1Wです。放熱板は温かいくらいでした。

計算どおりに定数変更ができていい感じ。

そんなこんなで完成です。

まとめ

改造して狙い通りいい音になるの気持ちいい!改造はひとまず完了です。

冒頭にも書いたけど、低音も高音もちゃんと出てイキイキとした音です。ペルケさん参考になる記事書いてくれてありがとうございます。他の方にも体感して欲しいけどキットは生産中止。とても残念です。

効果は耳でよく体感できたので、理論の部分をもうちょっと調べてみようと思います。現状ではチャンネル間クロストークってなんだ…って感じです。

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