エンジニア1年目。トラ技を読みこなすために僕がやったこと

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どうも、たか丸です。

トラ技の最新号2015年5月号を購入しました!

トラ技は巻頭の漫画のせいで初心者向けな雰囲気を出しているけどとんでもない。完全に実務者レベルです。大学で電子回路工学の単位を取れたくらいじゃ到底読めません。

なんとなーく読めるようになるまでにやったことをまとめます。

春は初心者向け記事が良質

2015年5月号の特集は脱教科書な回路設計のノウハウです。春のトラ技は初心者向け特集記事が良質とは聞いていたけどここまで良質とは…!って感じ。

オペアンプの選定方法、フォトカプラの使い方、3端子レギュレータ使用時の注意点など盛りだくさんです。1石トランジスタアンプ高性能化の記事が相当面白かったです。
トラ技今月号の目次と内容見本

読みこなすために必要なこと

初心者向け記事とはいえども、読みこなすためには最低限の基礎知識が必要だと改めて感じました。

ここでいう最低限の基礎知識っていうのは教科書+αのことです。+αの部分は、トランジスタ、FET、オペアンプの基本的な回路設計の知識です。実務経験が半年くらいあるとなお良しといったところ。

要するに、以下の2点の知識が必要です。

  • 教科書で取り上げられる理想的な回路のこと
  • 実際の回路設計で考えるべきこと

マイコンとか組み込み系の知識もあるとなお良しですが、初心者にそこまで求めるのは難しいですね。僕もまだよくわかっていません(;´∀`)

教科書と実務のギャップを埋める

僕は仕事でアナログ回路を触るようになって1年が経過したところです。昨年度は、教科書と設計のギャップを感じて、トランジスタ・FET回路設計の基本を勉強してました。

オペアンプ回路はエフェクターを触りながらなんとなーくOK。 時間を見つけてまとめておさらいしたいとこです。

勉強するときには技術書をガンガン購入して読みます。ネットだけでは厳しかったです。このとき「参考書のまとまった情報」は基礎を身につけるために、「雑誌の分散した情報」 は情報収集にという使い分けが大事です。

役に立った本

勉強にはこの本がかなり役に立ちました。

実際の設計を追体験することで設計のノウハウを効率よく吸収することができました。具体的な回路図やオシロスコープの波形の図が載っていてかなりわかりやすいです。

この本なしにトランジスタ回路の勉強なんて不可能と思えるほど。Amazonでは納得の高評価です。

唯一欠点があるとすれば、発行が1991年と古く、使われている素子も古いということです。設計のノウハウを吸収するという目的においては全く問題はありません。素子選定のポイントも解説があるので、それを参考に現在入手可能なものを選ぶだけです。

改めてオペアンプ回路を勉強するときは、同定本シリーズを利用しようと思ってます。

定本 OPアンプ回路の設計―再現性を重視した設計の基礎から応用まで
岡村 廸夫
CQ出版
売り上げランキング: 186,128

こちらも高評価。

まとめ

1年間の実務トランジスタ回路、FET回路、オペアンプ回路の勉強でトラ技をそれなりに読めるようになりました。

このタイミングで今月のトラ技を読むとスルスルと入ってくるし、なにより面白い!学生時代に読んでもちんぷんかんぷんで面白さはありませんでした。 勉強しといてよかった…。技術はコモディティ化、設計は外注な流れを感じる昨今ですけど、やっぱり自分で分かってないと意味ないっしょ。

付録のトラ技ジュニアの特集はコーラスエフェクターだったりで、エフェクター好きな人も楽しめそう。今月号は買いですこれ。

トランジスタ技術2015年5月号
CQ出版 (2015-04-10)

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