どうも、たか丸です。
以前から制作していたパワーサプライが完成しました。
回路はムック本、ド素人のためのオリジナルエフェクター製作から拝借。SUPPLY MANの名前で紹介されていたのですが、寧々さんを貼っつけたので名前はSUPPLY GIRLです。
スポンサードサーチ
自作パワーサプライの製作記
まず、ケースに穴を開けます。今回は研究室に落ちてた電動ドリルを使いました。
次に、DCジャックを仮止め。この時点ですでにカッコいいです。
そして、ムック本片手にハンダ付け。思ったほど複雑ではありませんでした。
寧々さんステッカーを張って完成!適当な壁紙画像を探してペイントで文字を入れるだけの簡易デザインでしたがとても良い感じ。
ステッカー台紙はエレコム製のものを使用しました。
売り上げランキング: 21
パワーサプライの効果を検証してみた
それでは、謎の多いパワーサプライの効果を確認してみましょう。
パワーサプライを通す前と後の電圧をテスタとオシロスコープで測定してみました。電源に使ったのはZOOMのマルチエフェクターG2.1Nu付属のACアダプターです。
■テスタ(左:通す前 右:通した後)
生の状態では、9Vという表示よりずっと大きな14.5Vでした。パワーサプライの整流回路を通すことによって9Vになっています。
■オシロスコープ(上:通す前 下:通した後)
わかりづらいですが、少しだけノイズが抑えられています。
以上、「9V出力・整流」という狙いどおりの効果が得られていることが確認できました。
しかし音に関する効果は謎。特別ノイズが抑えられるような効果は感じることができませんでした。ただ、ほとんどのエフェクターは9V電源を想定して作られているため9Vにしておいて損はないはずです。一部のエフェクターは大きな電源電圧を入れると壊れてしまうようですので。
スポンサードサーチ
まとめ
コンパクト・軽量かつ整流回路搭載の高性能なパワーサプライが出来ました。材料費は2000円ほど。
最近、遠くのスタジオへ出かける機会が増えていましたので、コンパクト・軽量というのが製作の目的でした。ずっと使っていたNoah’sark AC/DC-1はたくさんつなげるけどでっかくて重くてで苦労しました。完全にオーバースペックでした。
ボードは今こんな感じ。
持ち運ぶために使用数も減らしたので、ケース半分は空になりました。小さいケース買わなきゃ。
やっと製作に小慣れてきました。
■関連記事
画像のリサイズはこうやる!痛エフェクター化計画
■参考にした書籍
ド素人のためのオリジナル・エフェクター製作