phaさんの「ひきこもらない」を読んで一番共感したこと

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どうも、エンジニアブロガーたか丸(@takamaru_bkrk)です。

日本一有名なニートphaさんって知ってますか?

phaさんは6年前から気になってる人で、僕が大学院を不登校になっている時代には彼の人生に対するゆるい考え方に非常に救われました。

phaさんの新刊「ひきこもらない」を読んでみたので気になった部分を紹介します。

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一番共感したこと:フラフラし続けることが必要

一番の共感ポイントは、同じところで同じ生活を続けていると何かモヤモヤが溜まってきてうまく回らなくなるってとこだった。

引用します。

無理に普通の暮らしに嵌め込もうとしても、やっぱり何かがうまくいかなくて、自分の中のストレスや周囲との齟齬が溜まっていって、そのうち爆発し、自分にとっても周りにとってもよくない結果になる。(中略)

だから、平穏や安定や協調というものが向いていない僕らのような人間は、常に落ち着きなくいろんな場所を移動し続けたり、定期的に仕事を変えたり家を変えたり、人間関係をシャッフルしたりリセットしたりと、とにかく全力でフラフラし続けることが必要なのだ。

僕もそんな感じ。程度は違うのだろうけど。

同じ生活を続けていると、なんだか飽きてきたり、このままでいいのかと意識高い部分が出てきたり、人間関係がうまくいかなくなってきたりしてその生活を継続することが我慢ならなくなりがちです。

学生のときは毎年クラス替えがあったり、小中高大と6年3年3年4年で卒業するとか、大きく環境を変えるチャンスは黙っていてもやってきて、そのおかげでいくらかうまく回っていたようなきがする。

大抵は2年くらいで飽きてきて閉塞感に徐々に蝕まれていたから中3とか高3のときはもうダメだと思いながら嫌々通っていたことを思い出した。

僕が京都のとある大学から東大院へ進んでみようと思った理由のひとつがこの閉塞感だったりします。京都での生活はそれなりに充実していたし悪いところは別になかったんだけど、閉塞感に徐々に苦しめられてきてそこに居続けることは我慢できなかった。

結局、進学先の研究室でうまくいかなくて元の研究室に戻るハメになったんだけど。。。

最近は仕事に飽きてきている。これはマズい。学生の頃みたいに待っていたって環境を変えるチャンスは訪れないのだ。自分から動いて異動願いを出すとか、転職活動とかしなきゃいけない。

精神的に参ってきているのに、大きなエネルギーを環境を変える活動に注ぐのは難しい。現状は仕事のうまいやり方の本を読んだり転職サイトに登録して求人情報をチェックするくらいしかできていない。

まあフラフラしていないと落ち着かないから、放っておいても限界さえくればいつもどおり何か行動を起こすのだろう。

誰かお仕事ください。

まとめ

なんか自分の話になってしまったけれど、「ひきこもらない」は全体的にphaさんのひととなりが垣間見える一冊でした。

ニートの日常エッセイというか、ちょっとした小説みたいなエッセンスもあって、めちゃくちゃ面白い!というわけではないけど、「なるほど、そういう考え方もあるのか」と興味深く読みました。

僕も自分が日頃考えてることを味わい深い文章としてアウトプットできるようになりたいです。

今後もこのブログで修行していきます。

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学歴ロンダの話はプロフィールが詳しいです。

(2017/06/26追記)
早速サウナへ行ってきました。確かに不思議な感覚が得られる、、、
phaさんの本に導かれてサウナトランスを体験してきた結果

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