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ストレスで体調を崩して退職してしまった
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再就職を目指しているけど何からはじめたらいいかわからない
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できれば同じ境遇の人の体験談を聞きたい
この記事は、このような悩みに応えます。
■ここ5年の流れ
2018:仕事のストレスで休職&転職
2019:仕事のストレスで休職&退職
2020:Webフリーランス開始
2021:ギター演奏動画作成にハマる
2022:Web制作で就業開始ストレスからくる胃痛(FD)に悩まされながらジタバタしてきたけど、ほぼ治って軌道修正できた。35歳から再スタートです。
— たかまる@のんびり自由業+ (@takamaru_bkrk) November 10, 2022
※僕の場合はある程度技術・経験がある段階からのスタートだったけど、順序よく半年〜1年間勉強すれば、フロントエンドエンジニアへの就職は再現性が高いと思いました。
というわけで、今回は「無職からの就職活動体験談」を語っていきます。
※勉強方法や体調回復については別記事に譲ります。
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就職を目指した背景:体調が改善してきた&フリーランスの限界
就職することにした理由は「体調が改善してきたこと」と、「フリーランスの働き方に限界を感じ始めたこと」の2つです。
体調が改善してきた
5年以上、原因不明の胃痛(機能性ディスペプシア)に悩まされていましたが、ここ半年で一気に改善が見られました。内蔵整体が役に立ったと思う。これなら働いても大丈夫かも!
就職活動を始める前に3ヶ月ほど、週4日の清掃バイトをして確認しました。強制的に運動できて本当に良かった。
フリーランスの限界
フリーランスは働き方の自由度は高くて楽しいけれど、3年目になって限界を感じ始めました。
- 常に営業活動がつきまとう
- チャレンジングな仕事を取りづらい(実績ありき)
- 大きな仕事に携われない
- 学ぶ対象(先輩など)がいない
これらのせいで、既にできる小さな仕事を延々と続けることしかできずにいました。このまま続けていても、明るい未来は見えない、、、
「体調良くなってきたし、一度就職して、技術レベルを上げたい!」というわけで、就職活動に取り組むことにしました。
就職の目的・希望条件
就職の目的
改めて就職の目的を整理すると以下の2つがあります。
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成長する(フリーランスで一人でやってても、小さい案件しかないし、人に聞けないから成長も遅い)
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回復する(働くことを平常にして、さらなる回復を目指す)
希望する条件
目的に合わせて、以下のような希望条件を決めました。
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週4日・時短(6時間程度)
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週2以上在宅
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時給1500円以上
ある程度は勉強していて、フリーランスで2年半働いていたので、時給1,200円とかでは働かないことにしました。低時給の求人はたくさんあったけど。
■補足:就職の準備・サポート
就職の準備として、東京都主催の成長産業分野キャリア形成支援事業の「WEBサイト制作科」を受講することにしました。
この事業では、150時間分のeラーニングと、キャリアアドバイザー+メンター(講師)との面談を利用することができます。詳しくは公式サイト「成長産業分野キャリア形成支援事業」をご覧ください。
簡単にレビューすると、「講義の内容は微妙、面談の価値は高い」って感じでした。また別の記事で語ろうと思います。
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無職からの求人探しと応募【3つのサービスを使用】
実際の就職活動としては、以下の3つのチャネルから求人を探し、応募していきました。
- 求人サイトから直接応募
- IT特化の派遣会社
- マザーズハローワーク
求人サイトから直接応募
誰もがイメージする就職活動として、求人サイトから直接応募していました。例えば、Indeed (インディード)、はたらいく、タウンワークなどを見ていました。
キャリアアドバイザーによると「大手は競争率が高い」とのこと。確かにリクナビとかマイナビはユーザーが多そう。Web制作系の求人はIndeedが充実していた印象です。
ちなみに僕はこの直接応募で内定ゲットしました(活動開始から2ヶ月ほどかかった)。書類提出後3日で面接が決まり、面接(オンライン)の翌日に内定の通知を頂きました。どうやらポートフォリオサイトのコードがきれいだったのがウケたらしい。
IT特化の派遣会社
求人サイト経由で派遣会社にも登録し、応募していました。派遣って悪いイメージしかなかったけど、時給だけでいうと直接応募よりも500円くらい高く、かなり使えそうな印象を受けました。
■派遣会社を使うメリット
- 何件応募しても、応募書類は1回作ればOK(派遣会社に提出)
- エージェントの求人提案や相談が便利
■派遣会社を使うデメリット
- 週4時短は受けが悪い(派遣会社にはメリットがない)
- 雇用形態・社会保険の有無などに注意が必要
最初の面談で「うつからの復帰も可能」とのことでしたが、週4時短という条件が原因でほとんど社内選考通過できませんでした。逆に、フルタイム働けるようになったら積極的に利用してみるといいかも。
マザーズハローワーク
キャリアアドバイザーの紹介で、マザーズハローワークも利用しました。マザーズハローワークは子育て世代向けの求人をメインに扱うハローワーク。僕も一応子育て中なので、時短の求人を狙って利用してみました。
結論から言うと、使ってみてよかったです。というのも、過去に求人のあった企業に求人を作れないかかけ合っていただくなど一生懸命に対応してもらったし、 オフラインならではの情報が得られたからです。
やっぱり直接話しに行くのは情報伝達が早くていいですね。お近くにあれば一度顔を出してみるといいかも。
無職からの就職活動で分かったこと – 4つのおすすめ行動
最後に、無職からの就職でわかったこととして、おすすめ行動をまとめておきます。
■補足:就職関連の行動
- 6月:清掃バイト開始、3級ウェブデザイン技能士を取得
- 8月:成長産業分野キャリア形成支援事業 WEBサイト制作科 受講開始
- 9月:初応募・初面接(以降、随時応募)、ポートフォリオサイト作成
- 10月:IT派遣に登録・マザーズハローワーク訪問
- 11月:内定獲得
おすすめ行動① 準備できてなくもまず求人を見てみるべし
漠然とイメージするだけでは就職できません。とりあえず色々と求人を見てみましょう。1週間〜2週間くらい調べていると相場観や必要な経験・知識などが見えてきます。
手の届きそうな求人が分かったら、「応募してみる」「求人から逆算して勉強する」などのより具体的な行動に繋がります。僕は「イラレ、フォトショ使えると応募できる求人の幅が広がる」という事がよくわかりました(未だに使えないけど)。
おすすめ行動② 派遣エージェントなどを使うと強制力が働いてスムーズ
うつ無職の人は多分ひとりで頑張りすぎるのでは?
なので転職アドバイザーなどのサービスを上手く使って、悩みを解決しながら進めるといいと思う。「次の面談までに1件は応募しなきゃ」などの強制力も働くので、就職までのスピードがアップします。
一人でもがいて上手くいかない人は諦めて相談しよう。
人の力を借りて、なるべく大きな成果を出そう。
相談先は複数あると良いですね。というのも、気の合う人と出会うことが重要だからです。僕は成長産業分野キャリア形成支援事業で出会った方と意気投合。高いモチベーションで活動できました。
おすすめ行動③ 気になったところはどんどん応募する
気になった求人を見つけたらどんどん応募しましょう。良い条件の求人はすぐに決まってしまうし、タイミングを図っていたら取り逃してしまうからです。
就業まで早くても1ヶ月かかるので、働く心構えができてなくてもOK。なのでサクッと履歴書と職務経歴書を作っておくのがおすすめ。ポートフォリオサイトはRESUME(レジュメ)というサービスで簡単・きれいに作成しました。
おすすめ行動④ スナップ写真OKでも証明写真を使ったほうがいい
最近の求人は証明写真ではなくスナップ写真OKのものもありますが、証明写真を使ったほうがいいでしょう。なぜなら、そのほうがなにかと安心だし、どうせどこかで証明写真は使うから。スーツはユニクロの感動ジャケット・パンツでOKです。
加えて、ポートフォリオでは印象アップのためにも笑顔の写真を使うと効果的だと思います。 上手に普段の雰囲気やセンスを出せば、雰囲気の合う職場に採用されやすいかも(
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まとめ
この記事では僕の「無職からの就職活動体験談」を語りました。努力を継続していれば、うつ無職からでも就職は可能です。無理しない範囲でなるべく動いていると光明が見えるはず。少しづつでも、具体的な行動を積み重ねていて本当に良かった。
無理は禁物だけど、僕の体験があなたの背中をひと押しできると嬉しいです。