痛エフェクター HAMMER COMPの製作 – 第4章 音量とかかり具合を調整して完成!

どうも、たか丸です。

お盆の帰省から京都へ戻ってきました。

依頼されていたコンプレッサーの仕上げにさっそく取り掛かりました。

■前回記事■
ケースの研磨と穴あけ◆HAMMER COMPの製作

ケースの仕上げ

帰省前にシール貼り付けと、クリアー塗装まで済ませておきました。戻ってくるまで約1週間乾燥させて、ケースはこんな感じで完成です。(HAMMER COMPの響きがダサいと言われてSUMMER COMPに変更。これはこれでダサい。)
画像1

移植

試作品(写真右)の中身を、デザインしたケース(写真左)へ移植します。画像2

まずはバイパス時の動作チェック。画像3

続いて、ポット、基板など他の部分の再配線です。画像4

このとき、STRONG(Volume)ツマミの効き方を調節。希望者の依頼通り、音量の最大値を小さくするため、オペアンプの負帰還部分の抵抗の値を220k→82kと変更しました。これで増幅率は27.2dB→18.3dBと小さくなります。

フタを閉めて、ツマミをつけたら完成です!かわいい。画像5

絶縁ジャックは・・・

今回は初めて絶縁タイプのフォーンジャックを使ってみました。結論から言うと失敗。アースがケースに落ちないので、インとアウトのアースを繋がなきゃいけない。回転防止の突起がついててそのままでは取り付け不可なので、それをデザインナイフで削る必要があるのも面倒。

やっぱりマル信無線のオープンタイプが使い慣れてていいみたい。定番のswichcraftは抜き差しが硬すぎてなんかなーって感じです。信頼のおける日本のパーツってこともあって、大抵マル信無線のものを使っています。

その他の部品は汎用品を使用してます。

まとめ

デザインがかわいいと良い音しそうな気がw

デザインに関しては要研究ですね。素敵なノブを探したり、線材の被覆の色に凝ったりするとまた楽しくなりそう。制作依頼が二つきてるからそこでいろいろ試してみます。

ひとつ前のHAMMER COMP製作記事はこちら

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