どうも、たか丸です。
8ピンDIPのマイコンLPC810を使えるようにごにょごにょやってます。
動き始めるとむちゃくちゃ面白いですね。アナログ回路の工作ばかりやってきたけどこっちもハマりそうです。アナログ回路工作に比べてモノが少なくて済むのでイノベーション!!って感じしてヤバい。
本を参考にしながら進めました。いろいろと迷ったので作業メモです。
- 開発環境(LPCXpresso)にサンプルプロジェクトをインポート
- ビルド設定を変更
- USB-非同期シリアル変換のドライバーインストール
- FlashMagicのインストール
- サンプルプロジェクトのビルド
- 書き込みテスト
- 動作確認
開発環境(LPCXpresso)にサンプルプロジェクトをインポート
画面左下のQuickstart Panel の Import project(s)をクリック。あらかじめダウンロードしておいた参考本のサンプルプロジェクト(zipファイル)をインポート。
ビルド設定を変更
対象のプロジェクトを選択して、下画像のようにDebugからReleaseに変更。Debugはファイルサイズが大きくなりすぎるらしいです。
USBー非同期シリアル変換のドライバーをインストール
PCとLPC810の接続には秋月電子のFT231X USBシリアル変換モジュールを使用しました。僕の環境では繋いだだけでは自動でインストールされませんでした。
秋月の説明書(http://akizukidenshi.com/download/ds/akizuki/ae_ft231x_manual.pdf)によると、
ドライバはFTDI社のサイトからVCP(Virtual COM Port)ドライバをダウンロードしてください。
とのこと。
Windows x86(32-bit)の最新バージョン(2.12.14)をダウンロード
http://www.ftdichip.com/Drivers/VCP.htm
ここ(http://www3.big.or.jp/~schaft/hardware/tips/FTDI_driver/page001.html)を参考にしながらいろいろとやってたんだけど、USBケーブルを別のに変えたら認識されて自動でドライバーがインストールされた。
FlashMagicのインストール
FlashMagicはNPXセミコンダクター社が提供しているマイコン書き込みソフトです。
検索したらトラ技の解説ページが出てきた。
http://toragi.cqpub.co.jp/tabid/439/Default.aspx
インストール後、起動できました。
テストファイルのビルド
参考本サンプルプロジェクトのuartProtoをビルドしました。
LPCXpressoで、右クリックから選択したものをビルド。
HEXファイルの日時が更新されました。
書き込みテスト
FlashMagicを起動して書き込みます。
- 画面左上のSelectでLPC810~を選択
- COM Portを書き込み装置を接続したところに設定
- Erase all~にチェック
- さっきビルドしてできたHEXファイルを選択
- Start
Finished。
PCと書込みボードの接続はこんな感じです。
動作確認
[Tool]>[Terminal]を選択COM Portを選んで、OK。ターミナルが起動します。
画面下に文字列を入力すると、画面上にも反映されます。
書き込み装置のリセットボタンを押すと、表示がリセットされる。
これだけでも結構楽しいですね。
まとめ
プログラムをビルド、書き込みの流れがひと通りできるようになりました。
動くように環境を整えていくの思ってたよりも楽しい・・・
次はLチカをやってみようと思います。
▼参考