どうも、たかまる(@takamaru_bkrk)です。
この記事はこんな風に悩んでいる人向けの記事です。
- 「機能性ディスペプシア」って診断されたんだけどこの病気ちゃんと治るの?
- 同じように悩んでいる人はいないかな?
この記事では、機能性ディスペプシアと診断されて2年以上その症状に悩まされている僕の経験を語ります。
僕の現状はこんな感じです。
- 機能性ディスペプシア歴2年2ヶ月。
- 経験した症状 → 吐き気、食欲不振、下痢、みぞおちの痛み
- 現在の症状 → だいぶ落ち着きまして、疲れたときにみぞおちが痛む程度になりました
症状はかなりマシになったのですが、「治った」とは言えない状況です。仕事に支障が出るレベルなので休職中。
そんな僕の経験をまとめていくので、なにか一つでも治療のヒントになればうれしいです。
- 機能性ディスペプシアは治らない?
- 【体験談】機能性ディスペプシア発症の原因
- 【体験談】発症から現在までに試した治療方法
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機能性ディスペプシアは治らない?
体験談を語る前に、「機能性ディスペプシアは治るのか?」という点について調査したことをまとめます。
結論から言うと、「再発する可能性は高いし治療には時間がかかるけれど、完治の実績もある」とのことです。なんともグレーな表現で申し訳ないです。
参考にしたのはネット上の製薬会社や病院HPの情報です。
機能性ディスペプシアは治らない病気なのでしょうか?
Answer
機能性ディスペプシア(FD)は一度症状がなくなっても、症状が再発することも少なくありません。胃に負担をかけない生活習慣を心がけ、根気よく治療に取り組みましょう。
機能性ディスペプシアは、胃潰瘍や十二指腸潰瘍のような目にみえる異常がないため「完治した」という状態が分かりにくい病気です。
また、非びらん性胃食道逆流症(NERD)や過敏性腸症候群(IBS)など他の機能性消化管障害(FGID)に移行することもよくあるため、治療が長引くこともあります。
しかし、胃に負担をかけない生活習慣を心がけることによって、不快な症状のない状態を維持することももちろん可能です。再発を防ぐ生活を心がけ、調子の悪い時はがまんせずに主治医に相談するようにしましょう。
ここでは残念ながら治るとはひとことも言われていません。
努力によって「再発しないように維持」することは可能なようです。
一方で、患者の82.1%が完治したと言っている病院もあります。
通常の薬物療法(胃酸の分泌を抑制する薬剤)は無効です。あるいは、アコファイドなどの消化管機能改善薬は、少数例で一時的にやや有効ですが、しばらくすると、悪化します。
機能性胃腸症は、症状が改善したり、悪化したりを繰り返すのが特徴です。そして、だんだんと、症状が多彩になり、深刻化し、ついには、症状が悪化したまま、改善しなくなります。
ですから、機能性胃腸症(機能性ディスペプシア)とわかったら、早急に、「脳と自律神経のしくみ」が制御を取り戻して、うまく動くようにする「リセット治療」に移行する必要があります。
「脳と自律神経のしくみ」が、うまく動くようになると、機能性胃腸症(機能性ディスペプシア)と呼ぶ症状は改善して、きえていきます。
診療実績
2006年4月から2018年2月までに、1341名の機能性胃腸症の患者を診療しています(2017年度は137例)。
(中略)
1341例中1102例(約82.1%)は、「しくみの運転」=「リセット治療」で症状が消失しました。また158例は症状が改善しました。
つまり、発症のしくみに則って治療をおこなうことで、機能性胃腸症1341例中1260例は(約93.9%)で症状の改善・消失が可能でした。
板橋区新板橋クリニック|消化器センター より引用
また、「決して治らない病気ではない」と主張している医師もいます。
「FDは、下痢や便秘を繰り返す過敏性腸症候群(IBS)以上に、生活の質(QOL)が低くなるというデータもある」と春間氏。
薬剤の効果が出ず治療が長引くケースも多いが、「一人一人の(患者の)状態をよく見ていけば、治る病気。ピロリ除菌、胃酸を抑える薬、漢方薬、さらに生活改善などをしっかりやっていけば、決して治らない病気ではありません」と強調した。
原因不明? 炎症ないのに胃痛や胸焼け=薬物治療で効果、生活改善も重要―機能性ディスペプシア|医療ニュース トピックス|時事メディカル より引用
というわけで、治療はかなり困難だけど、治らないわけではないようです。
機能性ディスペプシアの症状で生活の質(QOL)が低下してストレスフルだけど、努力しても損はありません。踏ん張っていきましょう。
【体験談】機能性ディスペプシア発症の原因
僕が機能性ディスペプシアを発症したキッカケは部署の異動です。
異動からわずか2ヶ月で、胃痛、下痢、吐き気など体調が悪くなってしまいました。同時に、やる気が出ないなどのうつ症状も出てました。完全にストレスでやられました。
移動した部署ではいろいろとストレス源があったんですよね、、、
- やったことない仕事でもサポート無しで振られる
- 移動前の部署はひとりで仕事 → 異動後はチームで仕事
- 異動先の同僚となかなか仲良くなれない
- →仕事が思ったように進まない
結果的には、会社を休職し、3ヶ月後に転職しました。
転職先では、2ヶ月に1度ほどの胃痛を我慢しながら1年ほど勤めました。しかしあるタイミングでまた、胃痛がおさまらなくなってしまいました。というわけでまた休職です。
仕事で負荷がかかりすぎたことが再発の原因でした。順調にいっていたことを過信して、仕事が増えても断ることをしなかったんですよね。
- 単純に仕事量が増えた
- 仕事量が増えると連続してミスが発生し、取引先に迷惑をかけた
- 仕事が面白くなくなってしまった
こんな感じでストレスがまた増えたわけです。
ストレスが増えるたびに再発していたらどうしよう、、、と、わりと絶望しているところです。マジでつらいです。
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【体験談】発症から現在までに試した治療方法
これまでに試した治療は以下のとおりです。
【検査】
- ピロリ菌検査
- 胃カメラ(胃の内視鏡)
- 超音波
- 大腸内視鏡
- 胃内圧検査
【投薬】
- 胃腸の働きを助ける薬(ガスモチン、アコファイドなど)
- 向精神薬(エビリファイ、レクサプロなど)
検査ではいずれも異常はありませんでした。
薬も、実感するほどの効果はありません。仕事休んでようやく症状が落ち着いた感じです。
病院にもいろいろと足を運びました。
- 街の内科医
- 街の胃腸器内科
- 街の心療内科
- 大学病院の消化器内科
- 大学病院の心療内科
しかしどこでも症状改善は感じられていません。
治らない事自体がストレスで悪循環になってます。なんとかならんものか、、、困ってます。
まとめ
- 機能性ディスペプシアは治らない病気ではない
- しかし、治療には時間がかかるし再発しやすい
- 僕の場合、発症から2年2ヶ月が経っても胃痛がある
以上、機能性ディスペプシアの体験談でした。
2年以上も苦しんでいて結構絶望していたのですが、今回調べてみて改めて「治らない病気じゃない」ことが確認できました。
たぶんこのままじっとしていても改善しないと思うので、冒頭で紹介した完治の実績のある病院にいってみようと思います。改善された際にはまた記事にします。
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