【初心者向け】自作エフェクターに必要な工具8選【プロも愛用】

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どうも、たかまる(@takamaru_bkrk)です。

  • 自作エフェクターやってみたいんだけど、どんな工具を揃えればいいんだろう?

この記事ではこんな悩みに答えます。

もしエフェクターの自作が楽になるなら、工具を揃えてみようと思いませんか?

自作エフェクターでは工具の選択が重要です。工具選びひとつで、作業効率や失敗しやすさが変わってくるからです。

例えば、使いにくい工具ではストレスフルだし、もし失敗したら部品を再度購入する手間が発生してしまいます。製作の本筋ではない部分で損をするのはムダ過ぎる…。

記事の信頼性
  • 筆者は元プロです。電機メーカーで回路設計者として働いていました。
  • エフェクター自作の経験は20台以上あります。依頼されて製作したことも。

それではいってみましょう!

記事の内容
  • 自作エフェクターに必要な工具

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自作エフェクターに必要な工具8選

自作エフェクターで使用する工具(道具)は以下のとおりです。

【必ず必要】

  1. ニッパー
  2. ラジオペンチ
  3. はんだごて

【あれば便利】

  1. マルチメーター
  2. ワイヤストリッパー
  3. センターポンチ・リーマー・電動ドリル
  4. 安定化電源

【クオリティをあげるなら】

  1. インクジェットプリンタ

自作エフェクターで必ず必要な工具

必ず必要になる工具は以下の3点です。

  • ニッパー
  • ラジオペンチ
  • はんだごて

1.ニッパー

ニッパーは電子部品の足を切るのに必要です。

【選ぶポイント】

  • 刃が薄いもの
  • 切れ味の良いもの

オススメは、フジ矢のスモールニッパです。

会社でも使ってました。動きがスムーズ!かみ合わせもいい!使い心地のよい道具でした。Amazonならかなり安く手に入ります。いま買うなら確実にこれですね。

細かい部品を扱うので、ダイソーとかの安物だと作業がしにくいです。安物買いの銭失いになるのでやめときましょう。

2.ラジオペンチ

ラジオペンチは、電子部品の足を曲げたりするのに使います。

【選ぶポイント】

  • 先の細いもの
  • かみ合わせの良いもの

オススメはフジ矢のマイクロラジオペンチです。

会社でも使ってました。プロユースでもまったく不便のない、高品質な道具です。フジ矢のマイクロラジオペンチはAmazonで安く手に入ります。こっちもいま買うならコレかな…。

ニッパーと同様に、細かい作業が必要になるので、ダイソーとかの安物だと作業しにくいのでご注意を。

3.はんだごて

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はんだごては、はんだづけに使います。

【選ぶポイント】

  • 30W~45W程度のもの
  • サーモスタット付きのもの

オススメは、HAKKOのFX600です。

はんだづけ箇所に合わせて温度調整が可能なので、メチャクチャ便利だからです。前の会社の、電子工作が大好きな先輩も愛用してましたよ。

安物だと、電子部品を破壊する確率が高まります。コテ先の温度が上がりすぎてしまうからです。

なので、多少高価ではあるけど、サーモスタット付きのものにしましょう。

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自作エフェクターであれば便利な工具

あれば便利な工具は以下の4点です。

  • マルチメーター
  • ワイヤストリッパー
  • センターポンチ・リーマー・電動ドリル
  • 安定化電源

4.マルチメーター

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マルチメーターは通電の確認や、動作確認に使います。

うまく音がならないとき、原因を探るためには不可欠です。

【選ぶポイント】

  • 自動レンジ切り替え可能なもの

個人的におすすめなのは、SanwaのPM-3です。理由は、カードサイズでコンパクトだからです。

Amazonを探すともっと安いものも出てきますね。マルチメーターは安くてもOKです。エフェクターの回路くらいでは大して精度も必要ないですし。

5.ワイヤストリッパー

ワイヤストリッパーは被覆線の被覆をはがすのに使います。

【選ぶポイント】

  • エフェクターによく使う被覆線の径に対応していること

オススメはHOZANのP-967というモデルです。僕も自宅で愛用しています。こちらも会社でも使ってまして、動きがスムーズでスパッと切れるので安心感があります。

被覆はがしはニッパーでもできるけれど、失敗すると結構だるいんですよね。

「うっかり切断してしまって、長さが足りない、、、」

そんな事にならないためにもワイヤストリッパーを用意しておきましょう。

6.センターポンチ・リーマー・電動ドリル

センターポンチ、リーマー、電動ドリルはアルミケースに穴を開けるために使います。

【選ぶポイント】

  • とくになし

電動ドリルに関しては、軽いもののほうが使いやすいですね。

アルミは比較的柔らかく加工しやすいため、パワーは大して必要ありません。軽さ重視で選ぶと取り回しが良くて使いやすいはず。

ただし、穴あけ加工は、ギンガドロップスとか通販で発注することも可能です。はじめのうちはお金をかけるのももったいないし、業者にやってもらうといいと思います。

関連記事:【自作エフェクター】マキタの電動ドリルM609レビュー【失敗談】

7.安定化電源

安定化電源は自作エフェクターの動作確認に便利です。

しかし、基本的には電池とかACアダプタでOKです。以前昇圧ユニットを作るために便利だったのでおまけにご紹介です。

Amazonで探すと、小型軽量で安いものが見つかりました。詳しくは「安定化電源の自作は損?Amazonの安価な品は「使える」」をご覧ください。

自作エフェクターのクオリティを上げるための工具

クオリティを上げるための工具(道具)は以下の1点です。

  • インクジェットプリンタ

8.インクジェットプリンタ

インクジェットプリンタは、ラベル印刷に使用します。

普通のプリンタでOKです。

僕はCANONのPIXUS iP2700というモデルを愛用しています。

【選んだポイント】

  • 安い
  • 小型
  • ヘッドの交換が簡単で長く使える

インクジェットプリンタがあれば痛エフェクターとか簡単に作れてしまいます。

見た目にもこだわりたい人は挑戦してみてくださいね。

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まとめ

以上、自作エフェクターに必要な工具についてまとめました。

初心者でもある程度いいものを使うのが成功への近道です。道具でケチらずに、ショートカットしちゃいましょう。

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