どうも、たかまる(@takamaru_bkrk)です。
この記事は、3000円から買える!コンデンサーマイク入門機5機種のご紹介の続きの記事です。
- 改造で音質めっちゃ良くなるマイクがあるって聞いたけどどれ?
- BM-800ならどれでもいいの?
こんな悩みに答えます。
- 筆者は元音響メーカー回路設計技術者です。趣味で自作エフェクターなどの電子工作もやってるので普通の人よりは詳しいはず。
それではいってみましょう!
- Voilamart BM-800のご紹介
- 分解してみた
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Voilamart BM-800のご紹介
前回記事で紹介した2,480円でコンデンサーマイクを購入してみました。
改造することを前提に購入です。
【セット内容】
- コンデンサーマイク本体
- 防風スポンジ
- ショックマウント
- デスクトップスタンド
- XLRケーブル1.5M
2,480円でショックマウントやスタンドが付いてくるのはありがたいですね。普通に買ったら2,000円以上するからマイクは実質無料、、、?
XLRケーブルは片方が3.5mmピンジャックなので、残念ながらオーディオインターフェースを介した接続はできません。別でXLRオスメスのケーブルが必要です。ハードオフとかでゲットしましょう。
さすがにマイクは安っぽいですね。おもちゃみたいなメッキです。
低価格なのを一番重視して購入したのでOKですが。改造で本当に音質が化けてくれればいいんですけどね。
スタンドは思った以上にしっかりしていて、このクオリティでこの価格でいいの?って感じ。
同時に購入したポップガードを装着しても倒れることなく支持してくれました。
2,480円でこれだけ揃うのはやっぱりヤバいなーと思いました(語彙力)。
Voilamart BM-800を分解してみた
それでは分解していきます。
結論から言うと、Voilamart BM-800は改造できそうです。
中身は参考サイトの「メーカー名なしBM-800」と同じみたいなので。
アマゾンのコンデンサーマイク、サスペンション・ホルダ、ケーブル付きで 2,380 円 という超激安品。(単一指向性)
(この例はBM800という機種ですが、BM-700も内部は同じ、この価格帯で聞き慣れない数種メーカー製品として同一内容のマイクがあります。(2,000~3000円台)
(FLOUREON、AGPteck、Andoer などのメーカー名のモノ、メーカー名なし、いずれも同一物と思われる)が基板の一部のごくわずかな部分の相違はあるようです。
それでもツエナーダイオードを見つければ結果はいっしょ、②③入替はコネクタ側でも行っても基板側でも結果は同じ。
では分解の様子を写真でご紹介していきます。
まず、ケースを分解です。
プラスドライバーだけでここまで分解できました。
改造できるかどうか、問題の基板はこちら。
やっぱり同じですね。
ホワイトノイズの原因になるツェナーダイオードもついてます。
というわけで、改造できそうなことがわかりました。
===以下メモ===
【改造内容】
- ツェナーダイオードを5.6kohm抵抗に変更
- ソースフォロワ化
- カップリングコンデンサの交換
【必要なもの】
- 5.6kohm 1/4W 金属皮膜抵抗 1本
- 2.2kohm 1/4W 金属皮膜抵抗 1本
- WIMA MKS-2 1uF 63V(フィルムコン) 2個
- 防振マット(エラストマー):100均で入手可能
【注意点】
- ソースフォロワ化の場合は出力の極性変更は不要
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まとめ
この記事では、激安コンデンサーマイクVoilamart BM-800を分解しました。
- スタンド付きで2,480円は安すぎる
- Voilamart BM-800は高音質化改造ができそう
というわけで、激安コンデンサーマイク改造してみたくて卓上スタンドが欲しいという人はVoilamart BM-800を購入しましょう。
(音質レビューはしません。すでに動画が公開されてるし面倒なので。)