文章作成が苦手な人「会社でブログ記事を書くことになった。時間をかけて書いてみたけど、うまくかけていない気がする。どうすれば上手に書けますか?」
こんな悩みに答えます。
この記事を読めば、ブログ記事を書くコツがわかります。テクニックだけでなく、ブログ集客の根本的な考え方も詳しく解説。集客に逆効果な記事を作ってしまわないためにも、必読です。
筆者はブログ歴8年以上です。当ブログは月間アクセス数3万〜4万PV、収益は3万円ほど。プロのライターとしても活動しており、全ブロガーの50%くらいの中級者です。
この記事では8年間の実践から獲得したノウハウをまとめておきますので、ぜひご一読を。
スポンサードサーチ
【大原則】ブログは目的地から逆算して書く
あなたがブログを書く目的は何ですか?
漠然と自分の考え方を発信するのもいいけど、その記事を喜んで読んでくれる人はいるのか、一度立ち止まって考えるべき。
ブログを書く際には以下の大原則を頭に入れておきましょう。
- 大原則①:ブログは人を動かすために書く
- 大原則②:ブログは読まれない
大原則①:ブログは人を動かすために書く
ブログは人を動かすことが目的です。
目的の例
- 会社をアピールして問い合わせを増やしたい
- 商品を紹介して購入してもらいたい
- 読んだ人を共感させフォロワーを増やしたい
記事を書き始める前にこれらの目的をハッキリさせるべき。書きたいことだけを書いただけで反応してもらえるのは芸能人とか有名人だけですからね。
特に理系の人に注意なのですが、論文みたいな文章では人は動かせません。
論文
- 目的:事実を過不足なく伝える
- 読者:じっくり読んでくれる専門家
ブログ
- 目的:伝わる文章で人を動かす
- 読者:斜め読みする素人
僕も工学部卒の理系なので、たくさん失敗してきました。
大原則②:ブログは読まれない
残念ながらブログは読まれません。無料で読めるため、最後まで読む強制力がないからです。あなたがググったときのことを思い出せばよくわかるはず。
ググる → 面白そうな記事タイトルをクリック → ななめ読み → 離脱
離脱する理由には内容だけでなく「内容がひと目でわからない」「難しすぎる」「なんかダサい」といった見た目の問題も。
基本的に読者は素人です。内容が素晴らしくても読んでもらえなければゴミ同然。なので読みやすくする工夫(テクニック)が必要です。
なるほどわかった。で、どうすればいいの?
- 大原則①:ブログは人を動かすために書く
- 大原則②:ブログは読まれない
つまり、ブログでは「人を動かす工夫」と「読んでもらう工夫」が必要です。
【伝授】記事を読みやすくする3つの基本テクニック
内容が素晴らしくても最後まで読まれなければただのゴミ。
しかしちょっとしたテクニックで読みやすさはアップします。
テクニック①:詰め込みすぎない
「文字の壁」のような記事は読む気が失せます。
行間広く取る、1文を短くする、1段落は4行までにするなど、テキストに程よくスキマを入れましょう。
×悪い例
これでは集中しないと読めません。
主語と述語が離れすぎているのも読みにくい原因ですね。
◎良い例
ブログの目的は人を動かすことです。
- 会社をアピールして問い合わせを増やしたい
- 商品を紹介して購入してもらいたい
- 読んだ人を共感させフォロワーを増やしたい
記事を書き始める前にこれらの目的をハッキリさせるべき。書きたいことだけを書いただけで反応してもらえるのは芸能人とか有名人だけですからね。
改行位置を見直すだけでもかなり読みやすくなりました(改行が多すぎても読みにくいので注意)。
テクニック②:程よく装飾する
装飾のない文章は読みにくいです。
流し読みでも主張がわかることを目標に装飾すべき。装飾には太字、背景色ボックス、強調アイコンなどが考えられます。
×悪い例
■事実を伝える論文とは違う
特に理系の人に注意なのですが、論文みたいな文章では人は動かせません。
論文:事実を過不足なく伝える。専門家がじっくり読んでくれる。
ブログ:伝わる文章で人を動かす。素人が斜め読みする。
僕も工学部卒の理系なので、たくさん失敗してきました。
読めばわかるけど、プレーンすぎて文章の塊がわかりにくいですね。
◎良い例
■事実を伝える論文とは違う
特に理系の人に注意なのですが、論文みたいな文章では人は動かせません。
論文
- 事実を過不足なく伝える。
- 専門家がじっくり読んでくれる。
ブログ
- 伝わる文章で人を動かす。
- 素人が斜め読みする。
僕も工学部卒の理系なので、たくさん失敗してきました。
ちょっとした装飾で一気に見やすくなりました。考えなくても理解できるように文章の構造を視覚的に表現すべし。
テクニック③:正確さ<簡潔な表現
正確さを重視した文章は読みにくいです。なぜなら、主張や結論が見えなくなるからです。ブログの文章では、ときには「思い切って言い切る」ことも重要。
×悪い例
この記事を読めば、自分なりに築き上げたブログ記事を書くコツを紹介します。テクニックも重要ですが、背景にある考え方も重要なので、ブログ集客に対する根本的な方針もなるべく詳しく解説。これらを知らずに集客に逆効果な下手くそな記事をウッカリ作ってしまわないためにも、読んでおくと役に立つかもしれません。
◎良い例
この記事を読めば、ブログ記事を書くコツがわかります。テクニックだけでなく、ブログ集客の根本的な考え方も詳しく解説。集客に逆効果な記事を作ってしまわないためにも、必読です。
「なるべく」「かもしれない」などのムダな修飾語を削除して言い切ったほうが読みやすいですね。「言い切る」以外にも、「箇条書き」「図や写真」のほうが簡潔で伝わりやすい場面もあります。
このように、ブログの文章は「簡潔な表現」で驚くほど読みやすくなります。
スポンサードサーチ
売上アップに繋がる記事を書く5つの手順
ここからは実践編。
売上アップに繋がる記事作成には手順があります。なぜなら思いつきで書くと、主張のはっきりしないゴミ文章になるからです。
具体的な手順は以下のとおりです。
ブログを書く手順
- 手順①:記事の目的を確認する
- 手順②:目標に合致したテーマを選定する
- 手順③:見出しを作成する
- 手順④:文章作成
- 手順⑤:推敲
ブログを書く手順①:目的を確認する
まずはその文章の目的を書き出します。
例:商品を売る、問い合わせを増やす、イメージアップ、顧客の教育、専門性の高さをアピール など
ブログを書く手順②:目標に合致したテーマを選定する
目標に合わせて記事のテーマを選びます。
例:「弊社の独自技術」を紹介して問い合わせを増やす など
ブログを書く手順③:見出しを作成する
文章を書き始める前に、全体の構成を決めておきます。結論にたどり着けないことを防ぐためです。手間はかかりますが「急がば回れ」ですね。
- 弊社は〇〇が得意です
- 3つの導入事例をご紹介
- 事例1:△△で売上20%アップ
- 事例2:**で売上10%アップ
- 事例3:□□で売上40%アップ
- まとめ:〇〇にお困りの方はお問い合わせください
このとき、見出しを読んだだけで内容・主張がわかるようにするべき。なぜなら、見出しで内容が予測できると、それを導線に内容が分かりやすくなるからです。
×失敗例:見出しだけでは内容がわからない
- 弊社の得意分野とは?
- 導入事例について
- 事例1の場合
- 事例2の場合
- 事例3の場合
- まとめ
※「〇〇について」は懲役刑がつくほどNG行為です
じっくり読まないと主張がわからない文章は最悪。すぐに離脱されます。
ブログを書く手順④:文章作成
見出しに沿って文章を作成していきます。
先に紹介した3つのテクニック(詰め込みすぎない・程よく装飾・正確さ>簡潔)を駆使して、離脱されない文章を書きましょう。
ブログを書く手順⑤:推敲
書き終わったら読みにくい部分がないかチェックです。
- 不要な装飾語はないか?
- 言い切れる部分はないか?
- 2つの文に分けられないか?
- 箇条書きにできないか?
- 主語と述語が離れすぎていないか?
例えばこんな感じ。
専門外の人にチェックしてもらうのもアリですね。読者(お客さん)の99%はあなたの専門に詳しくないので。
おまけ:ブログ記事作成の参考になる3冊【必読です】
文章の書き方に関する書籍も参考になります。
少し費用はかかりますが、書籍はネット記事よりも遥かに良質です。考えてみれば当たり前なのですが、プロフェッショナルが編集者と協力して作ったものには勝てません。
ブログ記事作成の参考になる本3選
- Web文章の書き方入門教室
- 20歳の自分に受けさせたい文章講義
- 心を操る文章術
かなり易しい入門書です。Web文章に特化した良書。
シーン別の実例(「商品説明文」「サービス紹介文」など)が豊富。いま読んでいるこの記事をさらに深堀りしたイメージです。
「話せるのに書けない」を解決する方法をまとめたベストセラー本です。読みやすい文章の型(起転承結など)も。多くの有名ブロガーも必読本として紹介しています。
文章で人を動かす方法をまとめた本。著者はあのメンタリストDaiGoです。
読んで実践した結果、当ブログの収益は30%増加しました。読まなきゃ損ですね。
スポンサードサーチ
まとめ
この記事ではブログ記事を書くコツを紹介しました。
- ブログでは書きたいことだけを書かない
- ブログは読まれないので、完読させるには工夫が必要
- 目標→テーマ→見出し→本文の順に作成する
- 公開する前に読みにくい部分を修正する
これらを実践すれば、必ずブログ記事は改善されます。
※SEO的な視点は敢えて省略しました。
この記事を振り返りつつ、過去に書いた記事をチェックしてみてはいかがでしょうか。あなたの専門性×文章テクニックで売上げアップすることを祈っています。
関連記事:ブログタイトル&書き出しの『簡易』チェックリスト【読まれる記事】
[my_box]「ブログを一生懸命書いているけど、なかなかアクセスが伸びません。でも記事の書き方をイチから勉強するのは面倒です。記事作成のテクニックをサクッとまとめてくれませんか?」[/my_box] というアナタへ。 […]