どうも、たか丸です。
Twitterで「クリッピングに使うLEDの色で音色が変わるのか?」っていう話を見かけたので調べてみました。
調査のもとになるデータがココのサイトの図2が各色のLEDの電流電圧特性です。
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クリップの仕組み
簡単に見方を説明しときます。
横軸はLEDの両端にかかる電圧で、縦軸はダイオードを流れる電流。
一本の曲線を追っていくと、
- 電圧を大きくしていく(横軸を左から右にたどる)
- ある所で急激に電流が大きくなる(上に曲がる)
- 電圧の上昇は抑えられる
実はこれが歪みエフェクターでおなじみのクリッピングの仕組み。電圧波形がある一定で抑えられるので歪んだ波形になるというわけです。
今回はそんなことを書きたい訳じゃなくて、LEDの色による違いを分析してみよう。
グラフと音色
歪みやすさは、さっきのグラフの急に電流が大きくなるときの電圧とそこの傾き加減に関係してます。
急に大きくなるときの電圧が小さいと歪みやすいし、傾きが急だと歪みやすい。
極端な例を挙げると、急に曲がるとこが垂直になってたら波形はビシっとクリップされる。逆に曲がるとこが寝てたらまろやかにクリップが効く。
音色で言い換えると、曲がりが急な方がバリバリ、ザクザクな硬い音。曲がりが緩やかなら真空管っぽいナチュラルな柔らかい音になる。
それをふまえて問題のグラフをみてみるとどうだろう。
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色と音色
青色いい感じじゃない?
曲がる点の電圧が高すぎるせいでちょっと歪みにくくて物足りないかもしれないけど。
よく使われてるのは赤色だから、緑とか橙に変えてちょっとした差を楽しむのもあり。ちょっと変なことしたかったら青なのかな。
モディファイのネタとして温めておこう。
まとめ
これはあくまで予想。実際にやってみた人はどうなったか教えて下さい。