ねんがんの ミニアンプを手に入れたぞ!(伝われ)
入手したのはPhotogenicの初心者セットについてるPG-05です。マクドナルドのコーヒー容器(S)2個分の大きさです。小さいは正義なのです。
動作確認ができればOK
目的は自作エフェクターなどの動作確認です。音が出ればOKです。
これまではVOXのヘッドホンアンプを使ってたのですが、ヘッドホン繋ぐのって結構めんどくさいんですよね。どうしてわざわざ動作確認するための敷居を上げなきゃならんのか。いわゆる練習用アンプは重いしそもそも置き場所がないです。
本当はAUX入力付きのもので練習用アンプも兼ねたかったんだけど、練習に耐えうる音質のものはちょっと予算オーバーでした。
http://bokuraku.com/minimalist-gtamp/
http://bokuraku.com/zoku-miniamp/
PG-05はハードオフで1000円ほどでゲットです。小さくて安いのは本当にありがたいです。
機能
機能はこんな感じ。
- 入力:フォンジャック
- コントロール:Volume、Tone
- エフェクト:歪みのオンオフ
- その他機能:ミュートスイッチ(アッテネーター)、ヘッドホン出力
- 電源:9V電池、またはACアダプター
- 出力2W
- サイズ:130×133×65mm3
- 質量:330g
必要最低限な感じですね。コントロールはVolumeとToneの2つだけと非常にシンプルです。電池駆動可能なのもグッド。おまけで歪みも付いてて、オモチャにしては贅沢な作りでは?
特筆すべきはミュートスイッチです。ONするとボリュームが一気に下がります。歪ませようとボリュームを上げると集合住宅では騒音問題になりそうな音量が出るし、3インチの小さなスピーカーでは音が割れてしまいます。ミュートスイッチをONすることで音量を抑えつつ歪ませることが可能です。
ミュートスイッチをONしたときの音量が小さすぎるような気もするので要改造。まあ動作確認用なので、歪ませるような使い方はしないつもりですが(どうしても欲が出てきます)。
使ってみた感じ、アンプに繋がない生音に比べると格段に弾いてて楽しいです。やっぱりギターは歪んでてナンボですね。音量小さくてもギャーンっていってりゃ楽しい!
中身
中身はこんな感じです。
何かアンプICとトランジスタ(2SC1815)が載ってます。あとは抵抗とコンデンサのみです。
アッテネーターは抵抗560Ωを直列に入れてるだけですね。負荷のスピーカーが8Ωなので約1/70の-37dB。
機能がシンプルなら中身もシンプルです。
音質はやっぱりアレ
肝心の音質はというと、ハッキリ言ってクソです。低音なしのペラッペラ。こんなちゃちなアンプに音質を求める方が酷ってもんです。
ただし、僕の目的は自作エフェクターの動作確認です。音質は関係ありません。必要な機能を絞ればこんなに小さくてすむんだー!やったー!
ベースブースト入れたらマシになるかなぁとか、それに加えてBluetoothで外部音源入力できないかなぁとか妄想中です。まずはEQつないでみるとこからでしょうか。
まとめ
- PG-05は安くて小さくてシンプルなミニマリスト的アンプ
- そのままでも音出しだけなら十分実用
- 連続変化なマスターボリュームとベースブーストを加えるともっと使いやすくなりそう
そんなわけで、ちょっと音出すなら十分なミニアンプでした。
2017/03/27追記
分解して回路図を描きました。
PhotoGenic フォトジェニック ミニアンプ PG-05
売り上げランキング: 12,663