どうも、たか丸です。
マラソンはネガティブスプリットで速くなると言われています。しかし、なぜ速く走れるのでしょうか。理屈が分かればもっと効果的に取り入れることができるのに。
”将来予測”という観点での解説が非常にしっくりきたので紹介します。
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マラソンの上手なペース配分とは
ネガティブスプリットはペース配分の手法です。なぜペース配分をするかといえば、体力を上手に使うためですね。はじめから飛ばし過ぎると後半バテてしまうし、ずっとゆっくり走っていてはゴール時に余ったスタミナがもったいないです。
つまりゴールした時にちょうど体力を使い切るような走り方が上手なペース配分と言えます。
マラソンは距離が長いから難しい・・・ということは?
フルマラソンはペース配分が難しいです。スタート時に42.195km先の自分ことを予測するのは困難だからです。これを簡単にするのがネガティブスプリットです。説明していきます。
距離が短ければ短いほど、先のことを予測するのは簡単になります。少し走っている人なら10km走程度であれば、どれくらいまでスピードを上げてもゴールまで体力が持つかは感覚でわかるはず。言い換えると、距離が短いほど上手なペース配分が簡単ということになります。
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ネガティブスプリットはマラソンのルールを変える
ネガティブスプリットは余力を残して30km付近まで走り、そこから徐々にペースを上げるレース戦略です。つまりマラソンを、将来予測が簡単になった残り約12kmで全力を出しきるゲームに変えてしまうのです。
12km程度なら「どれくらいのペースで走れば失速せずにゴールできるか」という将来予測ができますから、オーバーペースを避けながら残りのスタミナを最大限に使いきることができます。
もちろん普段から練習をしていれば、という条件付きですが。
まとめ
単に「徐々にペースを上げる戦略」ではなく、「スタミナを上手に使い切るペース配分」という理解をすることでネガティブスプリットを効果的に扱うことができるのではないでしょうか。
参考
マラソンは「ネガティブスプリット」で30分速くなる! (ソフトバンク新書)
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