【マラソンフォーム】「重心を前へ」の姿勢のつくり方

「マラソンのフォームは重心を前に置くといいらしい。でも重心を前にって言われてもよくわかりません。もう少し噛み砕いて説明してくれませんか?」

というアナタヘ。

「重心を前へ」のフォームは身体のある部分を使うことで簡単に作る事ができます。この記事ではその「重心を前へ」を実現するためのコツをマラソン初心者の目線で簡単に解説します。

自己紹介:定期的なトレーニングを始めて1ヶ月が経ち、心肺機能が向上してきた駆け出しランナー。ある程度スピードを出しても呼吸が辛くならず、楽になってきました。(執筆時点。その後、マラソンでサブ4を達成するまで成長することができました。)

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マラソンで「重心を前へ」フォームの効果

スピードを出すには重心を前に出すと言われています。重心を前に出すことで重力も推進力に変わるからです。短距離走のクラウチングスタートでもやっていることです。

「重心を前へ」のコツ:重心のコントロールは胸で

重心を前へ出すために身体を傾けようとすると、どうしても猫背気味になってしまいます。すると、体幹で走るために身体を真っ直ぐにした姿勢が崩れてしまいます。

身体を真っ直ぐにしたまま重心を前へ持って行くにはどうすればいいのでしょうか?

試行錯誤の結果、胸を前に出すとうまくいくことがわかりました。胸をいつもより前に突き出すと、骨盤が起きた姿勢のまま重心が前に出ます。

(胸を出すと肩甲骨を使いやすくもなります。詳しくは「【マラソンフォーム】スイスイ走るコツ。胸をガバッ!と開くと肩甲骨がよく動く」にて。)

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こうすることで体幹と重力の合わせ技でぐんぐんスピードが出ます。ゆっくり6:00/kmくらいのLSDのつもりが気づけば5:16/kmで走っていました。そんなにアクセル踏んでなかったのにです。

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「重心を前へ」のフォームで実感した効果

胸で重心を前に持って行くと、ピッチが早く、接地時間が短い走りになります。まるで水面を走っている忍者のようです。どうやら自然とつま先接地になっているみたい。

つまり、重力を利用した効率の良い走りが実現できます。スピードは出てるのに息は上がらない。足は少しツライ。気持ちのいいランが可能になりました。

まとめ

「重心を前に=胸をもっと出す」です。

「重心を前へ」のフォームにまだ慣れていないせいか、スピードを出しすぎてしまいます。ちょうどいい重心の位置を見つけて、フルマラソンに最適なフォームを身につけようと思います。

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