KiCad関連本まとめ(使い方・基板設計)

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どうも、たか丸(@takamaru_bkrk)です。

今回は無料の基板CAD、KiCAD関連本について調べた結果をまとめておきます。

そこそこメジャーになってきたように感じるKiCADだけど、関連書籍ってまだこんなに少なかったんですね。

KiCadの使い方に関する本

KiCadの使い方に関する本は4冊出版されています。

トランジスタ技術2016年7月号
CQ出版 (2016-06-10)

僕は3冊目の「トランジスタ技術SPECIAL No.127」で使い方をひと通り覚えました。

USB DACの基板設計を例にチュートリアルがまとめられていて、書いてある通りに手を動かせばそこそこ使えるようになります。

KiCad覚えよう とりあえずチュートリアルをしてみる – necobit.com(ねこびっと)

トラ技の方はちょっと応用的な内容になってます。断片的な情報が多いので初学者にはビミョーかもです。

上の2冊はまだ新しく、まだチェックできてません。

しかし、KiCadも日々進化しているので、なるべく新しいものを手に入れるのをおすすめします。

「トランジスタ技術SPECIAL No.127」で使い方を覚えた僕はこんな小技を紹介してます。

KiCadの基板エディタPcbnewでネットリストを読み込んだ直後は、すべての部品が一箇所に配置されてしまいます。

一箇所に集まった状態から各部品をひとつずつバラしていくのはかなりの手間です。

実はある機能を使えば、一発でバラバラに並び替えることができます。

一撃必殺!KiCad基板設計で部品の初期配置を自動でバラバラにする方法【KiCadの使い方】

また、自作エフェクターのための便利基板を基板メーカーに発注したりしてます。

プリント基板を製作しました。

エフェクター自作の中でもかなり面倒なフットスイッチ周りの配線をラクにする基板です。

エフェクター自作サポート。KiCadを使ってフットスイッチかんたん配線基板を作りました

プリント基板は大量生産が楽ちんなので、何度も同じ構成の回路を作るときにめちゃくちゃ便利ですね。

基板製造の発注も簡単にできました。ネットに情報はたくさん落ちてるので是非挑戦してみてくださいね。

どうして本で学ぶか

何にせよ、一度本で学ぶのは非常に有効でした。

初学者は本で学ぶのが基本です。

  • ネット:断片的な情報が多い。トラブルシューティングに有効。
  • 本:一連の情報がまとまっている。最新情報は少ない。

ネットは初学者向けではありません。

検索しながら信頼できる情報にアクセスできるのはいくらか雰囲気がわかってないと不可能です。本当に合ってるかどうかも謎。

KiCadは割とネットの情報が多くなってきたほうだけれどまだまだ使い方を覚えるときには厳しいものがある印象です。

本は一連の情報を一度に吸収できるので初学者向け!誤植はいくらかあるけれど、出版社のチェックが入ってる書籍はやっぱり信頼できます。

はじめてKiCadの使い方を覚えようという人はぜひ書籍を手にとって見てください。で、わからなければネットで検索です。

基板設計は難しい

しかし、基板設計は難しいです。

その理由は、明文化されていないノウハウが数多くあるからです。

ノイズ対策、熱対策など細かい技術がたくさんです。回路設計者として3年間働いていたけれど、ほとんど習得することはできませんでした。

とはいっても趣味の工作レベルでシビアな設計をすることは少ないかと思います。

動けばOK。壊れても修理できる。

そんな環境であれば失敗を恐れずどんどん作ってみるのが近道ではないかと思います。そのための無料基板CADですからね。

基板設計の基礎知識もインプットしよう

KiCADの使い方がわかっただけでも随分な進歩なんだけど、基板設計の基礎知識とかセオリーもインプットしておくと役に立ちます。

線幅の決め方とか、ビアの穴系とか、ちょっとググっただけではわからないことって多いんですよね。

そんなときに役に立つのがこれらの本。

まとまった知識という意味では下の「技術者のためのプリント基板設計入門」の方がよかったです。

ハードウェアの設計はまだまだ職人技的なところがあってノウハウの形式知化が遅れているんだけど、これらの本は本当に役に立ってます。

まとめ

関連本、まとめるまでもないくらい出てませんね、、、

流行ってるのは気のせいだったのか、、、

ツールの使い方を覚える一番の近道はツールをたくさん使ってみることだったりします。

本で調べながら使える範囲を増やしていきましょう。僕も試行錯誤の途中です。

関連記事:エフェクター自作サポート。KiCadを使ってフットスイッチかんたん配線基板を作りました