インターネットで真空管アンプ理論に入門


どうも、たか丸です。

引き続き真空管アンプについて勉強中です。

この手の古い技術の勉強って難しいです。初心者向けの本は基本事項をさらう程度だし、初心者以外向けの本読むには前提の知識が足りない。購入していた本、情熱の真空管アンプもちょっと難しい部類と感じていました。

今回はちょっと勉強してみて分かった、抜けていた基本知識のメモです。

参考サイト

超初心者のための真空管アンプ製作講座

初心者と上級者の橋渡しを目標にしたサイト。整流管を使用したMESA BOOGIE Rectifierシリーズなど、ギターアンプに関連した話も織り交ぜて説明されていて非常に面白いです。前にものぞいたことあったけどじっくり読んでなかった・・・。

読み物としても面白いしチョーおすすめ。

メモ

自分のためのメモです。詳しくは参考サイトで。

▼基本事項
・真空管の形状には大きく分けて、MT管、GT管、ST管の3種類がある。
・真空管は電圧制御の電流源
・グリッドには基本的に負の又は0Vのバイアスをかける
・C電源はグリッドにかけるバイアス用の電源
・B電源はプレート用の電源
・A電源はヒーター点灯用の電源
・代表的なパラメータはμ(増幅率)、gm(相互コンダクタンス)、rp(プレート内部抵抗)で、μ = gm * rp
・5極管はダンピングファクターが低いことが原因で、ドンシャリな音になりがち。そのためオーディオでは3極管接続がよく使われる。

▼出力段で電力増幅する理由
・信号増幅には電流が不要(グリッドに電流は流れない)
・スピーカーの駆動には電流が必要(電磁誘導は電圧ではなく、電流によるもの)

▼固定バイアスの特徴
・増幅回路の部品点数が少ない
・C電源用の回路が必要なので、電源回路が複雑になる
・使う真空管によってC電源を調整しなければいけない(ギターアンプでよく言われるバイアス調整)
・安定性にいくらか問題がある
・電流をたくさんとれるため電力増幅によく使われる

▼自己バイアスの特徴
・C電源回路が必要ない
・無調整である
・安定性に優れている
・増幅回路の部品点数が多い
・電圧増幅はほとんどこっち

まとめ

3極管接続のご利益がわかりました。真空管アンプキットTU-870Rの回路は、「3極管(自己バイアス)で電圧増幅後、5極管(自己バイアス)で電力増幅」って構成です。確かに出力段の5極管を3極管接続にするとf特がフラットになって音質が向上しそう。試してみよう。

まだわからないのは増幅率の計算方法です。各種サイトの計算と合わない…。初段の増幅率が僕の計算では45倍で、ここでは21~22倍って書いてます。
解決しました。カソード抵抗があるときのrpを算出して(183k)、増幅率の式に入れるだけだ。

真空管(Electron tube)規格表データベースなるものが存在するの面白い。ここからキットにのってる真空管6BM8のデータシートが見れます。とてもシブいです。

前回記事

どうも、たか丸です。 依頼されてたエフェクターが落ち着いてきたので、真空管アンプをいじり始めました。 3年前に真空管オーディオアンプのキットTU-870Rを組立てました。当時の記事には...