HAMMER COMPの製作 – 第2章 試作品を作って修正すべき点を確認してみた

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どうも、たか丸です。

サークルの後輩から製作依頼のあったコンプレッサーの試作品が完成しました。

作ったのはムック本に載ってたコンプレッサーHAMMER COMPです。今回は試作品ということでいつもみたいに色気はありませんよーっと。ただ丸くてファズフェイスぽいだけ。

前回記事:コンプレッサーペダルHAMMER COMPの基板レイアウト

製作

製作過程は写真を撮ってなかったので省略。

ケースに使ったのはゴミ箱から拾ってきたカメラのフイルム(?)の入ってた缶です。

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毎回アルミケースを買っていてはお金がかかってしょうがないので、今後はこのカンカンで試作品を作っていきます。ポットと基板だけ取り替えて、スイッチとかジャックまわりは缶につけっぱなしにしておこうかなと。

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中身はこんな感じになってます。仮配線なのでリード線は長め。裏蓋を開けるのにネジがいらないので試作にはかなり便利っぽい。

ムック本の指定どおり、ダイオードはゲルマの1N60を、オペアンプはNJM4558を使用しました。FETは本とはちがう2SK30Aを使ってます。ノイズ対策も強化済み。

試奏

よく利いてます。コンプを使うのは初めてですけど。

コンプは効果がわかりづらいと思ってたんだけど、音の印象がまるで変わりますね。

クリーントーンだとアタック音が強くなって、カッティングすると確かにツブがそろいます。ディストーションと一緒に使うと、OFFだとほわーんと分散している倍音が、ONにするとシュッと凝縮される感じ。

増幅率が高く設定されているので、ブースターとしても使えそうです。ボリューム高めにすると単体でも歪むくらい。

まあありがちなコンプであります。僕の語彙力ではふわっとした言葉にしかできません・・・というわけでこちらの他の自作カーの方が作ったHAMMER COMPの演奏動画をご覧ください。

依頼主コメント

依頼主の後輩にも使ってもらいました。デスコアとかいう僕からしたら謎のジャンルを演奏するために使用。ゴリゴリに歪ませた音をコンプでヌケを良くするのだとか。

はじめは設定に苦戦していたけどボリューム絞り気味でのセッティングがお気に召した模様。

改良点として、
1.ボリュームつまみのコントロールレンジを下の方だけにして、細かい設定ができるように
2.痛い画像を選んだのでシールに

この2点が出てきました。はポットの抵抗値を下げるか増幅回路の定数を弄るかで実現できそう。はいつも通りですねー。

まとめ

人のために作るのは面白い。人の意見を取り入れてより良いものを作りたいです。

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